プロデューサーレター vol.31

「メギド72」プロデューサーから皆さまへのメッセージです。

2021/01/05 12:30
メギド72をプレイしていただきありがとうございます。
プロデューサーの宮前です。

あけましておめでとうございます。
新たな年を迎えるこのタイミングはいつも気持ちが締まります。
出来るだけいい未来を願い、そうであれるよう努めていく所存です。

また、皆さまにとっても素晴らしい年になることをお祈りするばかりです。

◆3周年と年末年始

昨年というか、先月のことになりますが、メギド72は無事3周年を迎えることができました!
改めてありがとうございます。

どの施策もそうですが、リリ―ス前は反響がとても気になります。
楽しんでもらいたい内容やアイデアに対し、限られた時間や作業量での調整になります。
不備はないか、もっと時間をかけたい…という気持ちと、あまりお待たせできない‥といった現実との間で、やはり不安が積もるものです。
3周年から年末年始にかけては、総合的にポジティブなご意見や今後も期待していただけるコメントをたくさんいただき、我々としては安堵と同時にパワーをもらえました。

この度の施策群においては、よりゲームを楽しめ、より世界観を感じられる方向性を意識してまいりました。

前後編イベント「フルカネリ最後の計画、デカラビア最後の咆哮」では、これまで度々登場していたフルカネリ商会の陰謀やそれに関わる面々の思惑が明らかになり、ストーリー展開に個人的にも惹きつけられる内容でした。72時間イベント「ソロモン王と幻獣図鑑」では、幻獣図鑑に新たな世界観の広がりが作れたのではないかと感じております。不定期に更新してきましたオーブ図鑑も、調査が進むことを心待ちにしてください。

新たに試みた「依頼」についても、喜んでもらえたようで安心しました。
今後もところどころで展開できればと思いますので、次回のキャンペーンもご期待ください。

コロシアムの★6版もはじめての試みでしたが、楽しんでもらえたようでよかったです。
アジトTVでの対戦も盛り上がりましたね!

外部のWEB施策「ようこそ、アジトへ。」は、私もメギドたちを並べたり、眺めたりしてニンマリしておりました。 これまでご要望があった3Dモデルを全体的に見られるようにして欲しい、という声にも少し応えられたのではないでしょうか。
3周年SPムービーは、開発陣にとっても感慨深いものでした。
今回のファンアートもたくさんのご参加があり、大変うれしく思います。
公式のカウントダウンイラストは、よりバトルを意識した内容をテーマにしてもらいました。

ゲーム内のアートや音楽をまとめた「La Vita」も、メギド72の世界をより深く演出するものとして、今後もアップデートしたいと考えております。

話はゲーム内に戻りますが、8章4節も予定どおりリリースでき、また個人的にもグッとくる完結になったと思います。 9章は少し先になりますので、未プレイの方はマイペースに楽しんでもらえると嬉しいです。

少し横道にそれますが、これまで登場はしつつも正式なボイスが入っていなかった8章4節で仲間になるメギドですが、このタイミングでの収録対応になりました。
個人的にも好きなキャラではありましたが、これまでの登場により人気の高まりは感じておりました。
メギラジオの空き時間に朝霧さんから「担当声優さんってどなたか決まってるんですか?」って聞かれるぐらいなので。
毎度笑ってはぐらかすのですが、今回のキャスティングには内心すごく慎重になりました。
いつもキャスティングをお願いしているボイス演出の監督さんには、前々から相談。 実力もあり上位者としての貫禄がありながらも、美貌あるメギドに個性を吹き込んでほしいと伝え、「納得感のある方にしないといけない」とも加えておりました。 そして、彼から候補として提案してもらい、「そんなレジェンド…」って思いながらも、お声がけいただくと、なんとOKを頂き、演じてもらう運びとなりました!
収録当日は、気品がありつつも好戦的な種族の長としての強さや余裕を感じさせたいとお伝えし、あとはイメージで演じてもらいました。
いくつかの演技パターンをいただき、演出監督さんからもいくつかのリクエストをだしてもらい、今の雰囲気ができました。 個人的には声が決まり、より好きなメギドになったと思います。
8章ラストを是非お楽しみいただければと思います。

第12回共襲イベントでは、メギドナイトフィーバーとして初の試みを入れてみました。 好意的なご意見を多数いただき、こちらもほっとしました。
もともとはリアル音楽イベントとして企画していたタイトルです。 リミックス曲などを聞きながら、ドリンクを楽しめるハコもの企画でしたが、世の中の現状も鑑みて御蔵入りに。 それとは別に、共襲イベントでプロメテウスがヴァイガルドの歌手として、みんなを盛り上げる企画をやりたいと話はしていました。 そこでいざプロメテウスの歌を作る際に寄崎さんが、「あのタイトル使っていいですか?」と聞いてくれたので、「まぁ、こんな状況だしいいよ!」って伝え、「アイドルっぽく元気になれる感じ」とお願いすると、あの歌が出てきました。
設定はライターが作ってくれ、エンジニアが曲が変わる仕組みをいれてくれ、グラフィックも動いてくれました。 メギド72のポップな要素に感じられる内容として仕上がったので、結果的には良かったと思います。 ただ、ボーカルありの楽曲だとバトルに集中できない等のお声も頂いているので、より多くの方が楽しめる展開については模索、検討してみたいと思います。

新年2日から開始しましたイベント「メギドラルの悲劇の騎士」は、メギド72の混沌としたシリアスな世界での事件が展開されており、それぞれの戦いが魅力的に描かれています。
我々の歴史でいう中世のような未発達で不安定な環境下において、各人物それぞれの立場での感情や正義が交差し、世界観としても深みが出た物語になったと思います。
シリアスなストーリーが苦手な方はスキップも可能です。
まだプレイをされていない方は是非楽しんでみてください。

これら全体として、メギド72らしいバラエティあるふり幅を出せつつも、しっかりとゲームや世界観を推せるように展開を意識しました。
誰かの遊び心に、周囲が反応する素敵なチームです。
プレイもより継続しやすいように報酬などは設計してもらいました。
ゲームプランニングもアートもシナリオも音楽も外部施策も、それぞれの担当者が、よりメギド72と向き合い、それぞれの専門性を出せたと思います。


◆近況と今後について

我々は4日から仕事始めとなりました。
年でみると始まりになり、年度で言うと最後の3ヶ月になります。
本年の施策については、周年や年末年始施策の振り返りと、アンケート結果やご意見なども参考にし、今後もより楽しんでもらえるように細部を検討していきます。
また、プレイのしやすさという点においても情報のわかりやすさ、伝わりやすさをアップデートし、より快適なプレイを意識していきます。
そしてこれらを、プレイを通じて体感してもらえるように努めていきたいです。

昨年末になりますが、プランナーメンバーで今後登場するメギドを決めました。
それに伴い、キャラクターデザインなどもデザイナーと話し、作業計画を練っています。

メインのライターさんと今後の展開の話などをし、9章の執筆を開始してもらっています。 プロットからの各節の展開、ボスなどのバトルとの連携もあり、章始までは少し時間をいただきたいです。 その間は、通常イベントはもちろんのこと、できることをしっかりやっていくので今年も楽しみにしてください。

個人的にもワクワクできるので、早く形にできるようにスタッフ一同努めてまいります。
今後の施策詳細は都度、改めてお伝えさせていただければと思います。


◆最後に

コロナウィルスの勢いが再燃しております。
医療従事者の方には改めて敬意と感謝を表したいです。
それと新たな環境下でのライフラインや生活の維持、発展に寄与する方にも同様な気持ちを抱いております。
エンタメ業界はこうした事態には大きな力はありませんが、皆さんの生活の中で、ちょっとした気晴らしのひと時に寄与できればと思います。
開発、運営を行う弊社ディー・エヌ・エーとメディア・ビジョン社がある首都圏に、再び緊急事態宣言が出そうな状況にあります。
これにより、収録などや一部作業が難航、遅れが発生することも予想されます。
関係者の安全を第一に考えて進めてまいりますので、ご理解いただけますと幸いです。

皆さまにおかれましても、体調には十分お気をつけください。
決して快適とは言えない状況かもしれませんが、皆さまのささやかな楽しみとなれるサービスが提供できるように努めます。 このような状況でも制作が続けられることに感謝いたします。

それでは、本年もメギド72をよろしくお願いいたします。


タイトル メギド72
ジャンル 絶望を希望に変えるRPG
対応OS iOS/Android
推奨環境 iOS11.0以降 / Android5.0以上
(RAM2GB 以上) ※一部端末除く
価格 アイテム課金制
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