プロデューサーレター vol.28

「メギド72」プロデューサーから皆さまへのメッセージです。

2020/07/14 20:00
いつもプレイしていただきありがとうございます。
プロデューサーの宮前です。

今年のメギドの日もプレイしていただき、ありがとうございました!
皆さまのおかげで、我々も作り続けることができ、なんとか3回目を迎えられました。
本当に感謝しております。

今回のレターはメギドの日を中心にした内容になりますが、その前に今後について軽くふれさせてください。

◆今後の動きとして

最近の動きとして、月中から月末にかけて復刻イベントを開催しております。
次回は「死を招く邪本 ギギガガス」でその次はエンキドゥの「さらば哀しき獣たち」を予定しております。
通常の復刻イベントはこれまでに公開した流れを汲んでおりますが、常設化については、一部例外的に順序が変わっている場合があります。
その中のひとつ、シャミハザの「二つの魂を宿した少年」は9月後半になる予定です。
常設化を待たれるお声を頂いているのも存じており、私も楽しみにしております。
ご期待に添えるようにスタッフ一同努めていきます。

また「届かぬ心・モラクスの願い」も夏の間に常設化を予定しています。
季節ものとして楽しみにしていてください。

その他では、8章2節を7月下旬にリリース予定です。
新たな仲間・新たな大幻獣も入ってくるのでぜひプレイしてみてください。
また秋以降ですが、序盤のプレイ感の調整や各UIの見直しの話をすすめております。
夏から12月の3周年に向け、より遊びやすく、プレイが楽しいゲームを目指していきます。
バトルにも力をいれて企画していきますので、楽しみにしていてください。

なお、7月15日に公式ポータルサイトサイトの一部リニューアルも行います。
より見易く使いやすいサイトを目指しますので是非見に来てください。

◆今年のメギドの日

今年も無事メギドの日を迎えることができました。

今回の72時間イベントは、少し方向性を変えてみましたが、お楽しみいただけたでしょうか?
これまで、いくつかの設定を掘り下げる内容をお伝えしてきた72時間イベント。
3回目のメギドの日はどんな内容にしましょうか…?と、2周年のイベント内容を決めるライターさんとの打ち合わせ時に、併せて話し合いました。
案を出す中でアルスノヴァ血統について少し触れましょう!となり、そこでソロモンの衣装のことなども決めました。
衣装イラストも過去と現在を感じられるものにしてもらいました。
パイモンとバラムの歌も青春ソングのような雰囲気でよかったですね!
少し余談ですが、ライターさんと話をしていると、あたかも見てきたかのように、ヴァイガルドの事象や、キャラクターのことを語ってくれ、それでいて、こちらのアイデアなども取り入れて、きっちりと仕上げてくれるので驚かされます。
今回のイベントでは、登場人物は限られましたが、素敵な物語になったと思います。
バトルも手応えがあり面白かったですね。

ミッションも数多く、やりがいがありました。
長くプレイされている方でも、過去に倒したことがある敵にうまく対応できなかったり、パーティを組み直した方もいたのではないでしょうか?

ファンアート展では参加していただいた方はもちろんのこと、イラストを見にきてくれた方、SNSなどで盛り上げていただいた方も含め、たくさんの方に感謝しております。
今回は「ぬり絵」もあり、幅広い作風を楽しく拝見させていただきました。
公式メンバーのアートも新たな試みとして個性を出して描いており、新鮮さがありましたね。

コメントリレーでは、開発の各メンバーのこだわりや想いをお伝えすることができました。
最近は開発規模も大きくなったこともあり、私が目にする時にはすでに、ほぼ完成といったものや、方向性に迷ったものだけが来ます。
そのため、今回の企画で初めて知ったボツネタや専門職のこだわりに、改めて関心を寄せていました。

恒例となった音楽のダウンロードも実施できました。
また、寄崎さんからのボツネタや制作意図や解説もあり、こちらも面白かったですね!

これら、人の仕事を垣間見ることは、私にとってはすごく刺激になります。
特に関係者の場合は、尊敬と感謝も含め、自分の責任感にも訴えられるようで、活力にも繋がります。

メギドミー賞の各映像についても、短い時間で、クオリティをあげてくれました。
初めての試みだったこともあり、スムーズとはいかないところも多々ありましたが、社内外の担当スタッフの想いが込められていました。

特に授賞式当日の映像は、技術的にもチャレンジが多々ありギリギリでした。
普段のゲーム内のモーションは「手付け」といわれるCGソフト上で動きをつけるもの。
授賞式用の映像は、時間の関係でバーチャルキャストでモーションをつけ、それを複数のCG上のカメラから映像化し、編集をしました。

複数社にわたるスタッフの方が協力し、撮影当日は夜遅くまで続きました。
データがうまく動かない不具合も発生する場面もあり、ヒヤヒヤしましたが急遽モデルの調整をしてクリア。
皆さんがクオリティを意識して動いてくれました。
アクターの皆さんもメギドの動きを意識して、複数のリテイクをこなしてくれました。
見てくださった方の評判も良かったと感じ、ほっとしております。

CMも実施できました。
こちらの作業もほぼリモートで行いました。
何を打ち出すべきか、何を訴えると効果が高いのか…。
大きな方向性から、ディティールとなる表現まで、議論に着地が見えない時もあり、不安との戦いになることもありました。
ただ、時間を言い訳にすることなく、作るべきものに向かってくれました。

声優の皆さんも、収録が再開された忙しいタイミング。
ボイスがあるかないかでは、CMもメギドミー賞もクオリティに影響します。
ただ、皆さん時間を作ってくださり、協力してくれました。
それらが実り、CMもメギドミー賞も見ていて楽しくなる映像になったと思います。

これも余談ですが、メギドミー賞前日談の収録時のこと。
ゼパル&ヴィネ役の加隈さんとフォラス&ガミジン役の矢野さん、アイム&シトリー役の関根さんが、お三方とも2キャラ同時に掛け合いのように演じてくれました。
「キャラごとに収録しますか?」と通例にならってお聞きしましたが、皆さん「まとめやってみます!」と言われ、本番へ。
まるで、本当に2体のメギドたちがそこにいるかのような錯覚に。
すごいですよね!そこの掛け合いも魅力のエッセンスとして活きているかと思いました。

今回、数々の施策を通して改めてメギド72が数多くのプロフェッショナルな人たちに支えられ、生み出されていると実感しました。
それぞれの役割や制約の中でもクオリティにこだわり、持てる技量を発揮したり、工夫をこらして、「おもしろさ」に寄与してくれています。

いつも一緒に従事してくれるスタッフはもちろんのこと、ご助力いただいた関係者の方にも、改めて感謝と御礼をいたします。

◆最後に

末筆にて恐縮ですが、九州、西日本で水害の被害にあわれた方、近親者がお住いの関係者の方に心からお見舞い申し上げます。
我々としては、こういった事態には無力な存在ではありますが、エンターテインメントを通じて、少しでも気晴らしや、楽しいと思える時間を提供できればと思います。

但し、メギド72は世界滅亡の危機と戦うファンタジー作品です。
そのため、災害を連想させる表現が多く使われております。
心理的に遊びづらい時は間をおいていただき、楽しめる時に再開していただければと思います。

タイトルの方向性上、暴力や災害表現は不可避のものであり、これらも含めて作品性を構築するものだと考えています。
その点においてはご理解いただきたく思います。

首都圏においては、新型コロナウィルスの猛威が再燃し始めております。
お出かけの際はご注意ください。

ライフスタイルの変化に我々も対応すべき場所が多々あります。
そういったことも含め、今後も楽しんでもらえるように努めていきます。

今回は御礼がメインの内容になりましたが、現在もいろいろ企画しております。
これらは決まり次第、お伝えしていきますね。

引き続き、メギド72をよろしくお願いします。
タイトル メギド72
ジャンル 絶望を希望に変えるRPG
対応OS iOS/Android
推奨環境 iOS11.0以降 / Android5.0以上
(RAM2GB 以上) ※一部端末除く
価格 アイテム課金制
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