プロデューサーレター vol.29

「メギド72」プロデューサーから皆さまへのメッセージです。

2020/09/15 19:00
いつもプレイしていただき、ありがとうございます。
プロデューサーの宮前です。

最近不具合が立て続けに発生しており、ご迷惑、ご心配をおかけし申し訳ございません。
また、直近リリースしてきた内容についてご満足いただけなかった声も把握しております。
今回のレターは、現状これらをどう捉えているかなどをお伝えさせてください。

◆心深圏について

星間の禁域、心深圏のアップデートからお伝えさせてください。
星間の禁域における大幻獣の討伐は、メインクエストの進捗により加入するメギドの育成素材獲得の場所としての立ち位置がありました。
また、メインやイベントとは異なる遊びの提供という意味もありました。
初期のものは、リストから選択して回数をこなすだけなので、やや作業感が強くなると思い、マップ化したのが改修の第一弾。
その後、ここもアップデートしながら遊びを足していくイメージで進めております。

心深圏をプレイされる方の想定としては、多くの編成を使いこなしている長期のプレイヤーの方たち。
個人差はありますが、1年以上の継続とその間のメインクエストやイベントクエスト、ミッションなどを進捗させていくと、メギドやオーブ、それらの交換手段となるアイテムなどの入手機会があります。
そのため、多様な組み合わせを考えられるだけのメギドやオーブの所有数があり、敵に対してそれらを使い分けて攻略する遊びを楽しんでいただける方たちに、定期的にバトルの場を提供するものとして考えておりました。
心深圏のリリース時は、まず新しい要素として、メギドたちのコンディションが入ることによって、新たな戦術の発見の機会になればいいと考えました。

また、既存のバトルに変化を出すために、バトルごとにお題を設置することで、変化を生み、またその結果を評価することで再チャレンジしていく楽しさを提供したいと企画しました。
進捗感があるもので、かつ1戦がそれなりに重みのあるバトル。
ボスを先に目指す人もいれば、埋まってないバトルを埋めにいく人もいる。
各バトルがそれなりな頭脳戦になることを想定し、各プレイヤーの適切なペースで楽しめるよう、自由度をもたせたつもりです。

今後は、より複数の戦術を使いつつも、各メギドの特徴を活かせる流れを作っていければと思います。
報酬については、よりバトルに効果を感じられるものを考えて、霊宝にしております。

ストーリーや報酬メギドを目的として挑まれる方を対象にすると、目指しているコンテンツの立ち位置や難易度設計がままならなくなります。
そのためよりバトルが好きという上述したような方にむけて調整していきたいと考えています。
とはいえ、バトルの楽しさの感じ方は千差万別です。
そのことをより意識しながら全体として、より楽しく遊べるように今後も改修を続けていきます。

◆その他イベントや登場メギドについて

イベントやリジェネレイトに関して多くの意見をいただいていることは、自分の耳にも届いています。
今回のイベントに限らず、頂いたご意見やコミュニティの状況などは、とりまとめの担当者より報告されます。
我々がケアできていなかったことや気が付けていないことは、改めてご意見の中身を理解したうえで、どのようにすべきか検討しています。

さて、先日のイベントについての話になりますが、ストーリーの展開と報酬メギドについての違和感やセーレ(ラッシュ)自体のステータスについて、様々なご意見をいただきました。
これまでもストーリーの主軸でないメギドが報酬メギドだったことはありましたし、セーレの子供なりの責任感や愛情に対して感受性が高まって少年らしい成長を見せる姿は個人的にはすごく好感の持てる内容で、とくに違和感を持たずに進めさせて頂きました。
また、ステータスについてですが、性能面で一部に際立ったものが報酬メギドとして続くと、始めたばかりの方にとっては戦術が拡がり辛いと考えています。
そういったこともあり、セーレの性能はある程度メギドの所持数がない方でも使えるように意識し、これまで出ているメギドたちとはことなる要素を持たせるため、まだ希少な効果にもリーチした内容です。
また、これからの戦術のアップデートにより、活躍の場所は増やせるとも考えています。

逆に話題に上がっているジズ(ラッシュ)は、たしかに大きな効果を出せますが、手持ちのメギドやオーブの種類とバトルに対する思考が必要だと認識しています。
歌に関しては、過去を扱うにあたって、プロメテウス、ジズ、べヒモスに限定した方が自然でかつ印象深いものになると判断しました。
とはいえ、ご不満を抱かせてしまった方の納得には繋がらないとは理解しております。
今後は今回いただいたご意見があることも想定して性能やストーリー、演出面を考えていきます。

◆最近不具合が多くなっていることについて

ここ数週間は特に不具合の数が目立ってきてしまい、ご迷惑、ご心配をおかけしてることを改めてお詫びいたします。
リモートワーク下でのほころびが出始めたと認識しております。
今年の年始から不具合防止に向け動き出しておりました。
一時的に開発ペースを落とさせていただき、体制の見直しも踏まえ対応してきました。
4月ごろより、再び体制を厚くすることで月次の施策やアセットの製作数も戻し理想にむけた動きを進めています。

メギドの日の前で、ある程度やることが明確に決まった状態でリモートワーク体制に移行したこともあり、最初は上手く進行出来ていると実感しておりました。
ですが、これまでのオフィスでの対面業務にて、何気なく行われていた会話などによる主担当者以外によるケアや気づきなどが減り、ミスの見落としや仕様の認識齟齬が起きてしまっていました。
このようなことは、ケースバイケースではあるのでワークフローとして明記出来ないことが多いですが、重要さを改めて確認しました。

先日、不具合の発見をするチームとも会談をし、一旦ケアしあうことをしつつ、改めて書類の整備とフローの改善を行うことを話しました。
適切な施策のリリースペースと安心してプレイできる環境、そしてゲーム自体の魅力がそろってサービスクオリティだと思いますので、これらを高めていきます。
具体的な動き出しはこれからになりますが、できるところから始動してまいります。

◆今後の開発

上記の開発体制の見直しだけでなく、3周年にむけて動きだしています。
過去2年で実施してきた前後編のイベントについては今回も実施予定で、その間に72時間イベントも予定をしています。
このあたりは定番として、うまく受け入れてもらえるようにすすめていきたい。
そして、よりアップデートされていく地盤をつくりつつ、より遊びやすく、メギドとしてのおもしろさを継続して提供できるよう目指したいです。

具体的にいうと外部情報へのアクセスを意識した土台となるUIの改修を目指します。
こちらは3周年までに完結するものではありませんが、これからもアップデートしていければと思います。
また、快適さを損なうデータ通信やロード処理の改善や対策にも取り組んでいます。
一時多くのお問合せをいただいていた端末の発熱においては、激減しており、上手くいき始めていると思っています。
ゲーム性としては、よりメギドやオーブなどのアセットがあった方が楽しいゲームではあるので、適切なアセット入手頻度なども考えています。
ここはまだ具体的な動き出しにはなっていないので、決まり次第お伝えします。

◆改めてお答えの場として

これら運営の取り組みについて発表する場を持ちたいと思います。
『メギド72-autumn festa-』としてシルバーウィーク期間に配信するWEB番組のエンディングで、今後についてお伝えできればと考えています。

◆最後に

前回のレターより大きく時間が開いてしまいました。
プロデューサーレターは現状をお伝えすることが目的となることが多く、決定したアップデートがないとペースが落ちてしまいがちです。
そういった時はだいたい、次の大きな流れの構築状態である場合が多いです。
とはいえ、今回はネガティブな状況を把握し書くことにしました。
そのため、内容としては、皆さんにとって期待できるものが少なくなり、この点についても申し訳なく思います。
今後、改めて皆さんがポジティブになれる情報がだせるように努めます。

3周年に向かってスタッフ一同頑張って行きます。
引き続き、応援してください。
よろしくお願いします。

タイトル メギド72
ジャンル 絶望を希望に変えるRPG
対応OS iOS/Android
推奨環境 iOS11.0以降 / Android5.0以上
(RAM2GB 以上) ※一部端末除く
価格 アイテム課金制
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