いつもプレイしていただきありがとうございます。
プロデューサーの宮前です。
既にご存知の方もいるかと思いますが、『メギド72』は『日本ゲーム大賞2019 年間作品部門 優秀賞』を頂きました!
我々にとってはアカデミー賞のような存在!!
他に選出されたタイトルはどれも日本を代表するようなタイトルばかり。
今まで応援してくださった方、投票してくださった方、全ての関係者に感謝の気持ちを伝えたいです。
本当にありがとうございます!
朝出社し、PCを立ち上げた時、会社の方がするっと寄ってきました。
普段はそんなに絡まないその方から、「おめでとうございます」という言葉と共にA4の封筒を渡されました。
「??」ってなりながら、その中を何気なく覗くと…
なんと「日本ゲーム大賞2019 年間作品部門 優秀賞、メギド72」と記載された用紙が目に飛び込んできたんです。
「ぇええっ?? マジでっ!!」
その時のテンションの上がり方と高揚感はここ数年で一番のもの。
(何この感情?オレ…、40代を3年もやってますが…)って歓喜の中での自問の声。
そして、走馬灯のようにこれまでのことが浮かび、独りちょっとウルってなり…、
持ち直しの反動で「見て見て~」とシャックスのテンションに。
そこもぐっと抑え、落ち着いてから周囲のスタッフに「やったぞ!」ってその紙を見せて喜びを共有しました。
ここに来るまで物理的にも、メンタル的にも多くの苦労がありました。
それは私だけでなく開発スタッフも、支援スタッフも、このゲームを出すことを許可した者も。
全てが思い通りではなかった開発。
意見を言い合い、折り合いつかず感情的になってしまったり…。
でも、それって人の意見を取り入れブラッシュアップするってこと。
そういったことの積み重ねがいい方向に向かっていきました。
今思えば歯車がかみ合うってことですよね。
私もメンバーも、少しずつ「メギド72スタッフ」としての感性を磨き、新たな施策に繋がっていきました。
たくさんの辛いこともありましたが、こんな時に浮かぶのが関わってくれたスタッフたちの笑顔。
開発スタッフだけでなく、支援してくれる多くのスタッフも連動してサービスは作られます。
お客様と向き合ってくれるカスタマーサポートチーム。
快適なプレイやゲームバランスをチェックしてくれる品質管理チーム。
ゲーム外施策や宣伝活動を担ってくれるマーケチーム。
法的なリスクやお客様に不利益が無いかを見てくれているチームなど、多くのメンバーに支えられ、続けられました。
声を入れ、メギドたちを生き生きとしたキャラクターにしてくれる声優の皆さん、初期の頃から面白いと言い続けてくれたシシララさん、コミックやアニメの関係者、リアルイベントの制作会社さん、CM会社のチーム、グッズを作ってくれた会社の方たち、アジトTVのスタッフの皆さん…、
挙げきれない関係者の協力があります。
全ての協力者にこの場を借りて御礼をさせてください。
また、『メギド72』が表彰に値すると、この業界が認めてくれたことも誇らしく思います。
私にとってゲーム業界は日本を代表する産業。
夢のある世界。
この業界は華やかにみえるけど、日々クリエイターが切磋琢磨し、シビアな結果で積み上げた世界。
クリエイターってうちに秘めた自信をもちつつも、繊細で不器用な者ばかり。
結果が受け入れられて、初めて承認され、生きた心地がする人たち。
いつも不安と戦っている生き物です。
そんな不器用で、一人では食っていけない者たちが集まり、衝突しながらも協力して、一人では作れないエンターテイメント作品として形になっていくのがゲーム。
年間数多くの作品がリリースされ、企業側もたくさんの努力をするのですが、成功に導くのは至難です。
なので、世に出て愛されてもひっそりと萎んでいくゲームは少なくありません。
そんな中、メギド72を見つけてくれたプレイヤーの皆さんには、素直に「ありがとうございます。」という言葉しかない。
ここまでこのタイトルを育ててくれたのはプレイヤーの皆さん。
我々が運営できているのも、遊んでくれるプレイヤーの皆さんがいるから。
時間の使い道に「メギド72」を選んでもらって嬉しく思います。
本当に感謝しかありません。
そして、このゲームを見つけ、楽しんでくれたことで、このような賞をとれたことを一緒に喜んで欲しいです。
また、今回のメギド72の受賞は、この業界に従事する方の希望になれると嬉しいです。
新しい挑戦がまだまだ受け入れてもらえるのがこの業界。
そして、そこに期待してくれるプレイヤーたち。
皆さんの期待に応えつづけられるよう、引き続き頑張っていきます。
そして今回の受賞を記念して、いくつかの感謝のアイテムを準備します。
2周年施策もある中、聞いてから間もないこともあり、多くを準備できませんでしたが喜んでもらえると嬉しいです。
授賞式では、メギド72以外の受賞作品は一切知らされておりませんでした。
「他にどんなのが来るのか…」、「まぁ大賞はないだろう…」と思いつつ会場へ。
憧れのレッドカーペット。緊張が止まらない…。
「1分のスピーチをお願いします」と招待状にあったこともあり、内容を考えていきました。
式が始まり、いよいよ年間作品賞の発表です。
司会の伊集院さんがコメントされ、最初にまさかの「メギド72」。
周囲の反応が気になって、スポットライトが当たったのが気が付かず、福島社長に「立ちましょう!」と促される始末…。
ファミ通の林編集長がご登場され「おめでとうございます!」と言われた瞬間、歓喜で泣きそうに!
「いかんいかん」と思いながらマイクの前に立ったら、頭が真っ白…。
「何言うんだっけ?」残念なことに事前に覚えるといつも飛ぶ。
言葉を振り絞り、その後の他作品の発表時は放心状態。
申し訳ないですが、明らかに場慣れしてない。
そして大賞発表の時、候補となる作品賞のビックタイトルの中に「メギド72」がある!それだけで嬉しい。
スマホゲームはメギド72だけ。もしかしてワンチャンあるかも…
結果は、やはり想像どおり『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』。
「さすがだなぁー」って思うと同時に「くやしいなぁ…」って素直に思いました。
あの場に立てるだけでも幸せ。でも積み上げて磨き上がったものがあるのも事実。
メギド72もブラッシュアップを続けながら、いつか特別な存在として成長したい。
それと受賞式で多くのクリエイターが、思いを込め、日々努力しているのがスピーチからも伝わりました。
我々もより精進していきます。
お祝いのコメントを頂きました皆さま、ありがとうございます。
皆さんが一緒に喜んでくれて本当に嬉しいです。
これからも、『メギド72』をよろしくお願いします。
プロデューサーの宮前です。
既にご存知の方もいるかと思いますが、『メギド72』は『日本ゲーム大賞2019 年間作品部門 優秀賞』を頂きました!
我々にとってはアカデミー賞のような存在!!
他に選出されたタイトルはどれも日本を代表するようなタイトルばかり。
今まで応援してくださった方、投票してくださった方、全ての関係者に感謝の気持ちを伝えたいです。
本当にありがとうございます!
受賞への想い
この賞に選出されたことを知ったのは8月某日。朝出社し、PCを立ち上げた時、会社の方がするっと寄ってきました。
普段はそんなに絡まないその方から、「おめでとうございます」という言葉と共にA4の封筒を渡されました。
「??」ってなりながら、その中を何気なく覗くと…
なんと「日本ゲーム大賞2019 年間作品部門 優秀賞、メギド72」と記載された用紙が目に飛び込んできたんです。
「ぇええっ?? マジでっ!!」
その時のテンションの上がり方と高揚感はここ数年で一番のもの。
(何この感情?オレ…、40代を3年もやってますが…)って歓喜の中での自問の声。
そして、走馬灯のようにこれまでのことが浮かび、独りちょっとウルってなり…、
持ち直しの反動で「見て見て~」とシャックスのテンションに。
そこもぐっと抑え、落ち着いてから周囲のスタッフに「やったぞ!」ってその紙を見せて喜びを共有しました。
ここに来るまで物理的にも、メンタル的にも多くの苦労がありました。
それは私だけでなく開発スタッフも、支援スタッフも、このゲームを出すことを許可した者も。
全てが思い通りではなかった開発。
意見を言い合い、折り合いつかず感情的になってしまったり…。
でも、それって人の意見を取り入れブラッシュアップするってこと。
そういったことの積み重ねがいい方向に向かっていきました。
今思えば歯車がかみ合うってことですよね。
私もメンバーも、少しずつ「メギド72スタッフ」としての感性を磨き、新たな施策に繋がっていきました。
たくさんの辛いこともありましたが、こんな時に浮かぶのが関わってくれたスタッフたちの笑顔。
開発スタッフだけでなく、支援してくれる多くのスタッフも連動してサービスは作られます。
お客様と向き合ってくれるカスタマーサポートチーム。
快適なプレイやゲームバランスをチェックしてくれる品質管理チーム。
ゲーム外施策や宣伝活動を担ってくれるマーケチーム。
法的なリスクやお客様に不利益が無いかを見てくれているチームなど、多くのメンバーに支えられ、続けられました。
声を入れ、メギドたちを生き生きとしたキャラクターにしてくれる声優の皆さん、初期の頃から面白いと言い続けてくれたシシララさん、コミックやアニメの関係者、リアルイベントの制作会社さん、CM会社のチーム、グッズを作ってくれた会社の方たち、アジトTVのスタッフの皆さん…、
挙げきれない関係者の協力があります。
全ての協力者にこの場を借りて御礼をさせてください。
また、『メギド72』が表彰に値すると、この業界が認めてくれたことも誇らしく思います。
私にとってゲーム業界は日本を代表する産業。
夢のある世界。
この業界は華やかにみえるけど、日々クリエイターが切磋琢磨し、シビアな結果で積み上げた世界。
クリエイターってうちに秘めた自信をもちつつも、繊細で不器用な者ばかり。
結果が受け入れられて、初めて承認され、生きた心地がする人たち。
いつも不安と戦っている生き物です。
そんな不器用で、一人では食っていけない者たちが集まり、衝突しながらも協力して、一人では作れないエンターテイメント作品として形になっていくのがゲーム。
年間数多くの作品がリリースされ、企業側もたくさんの努力をするのですが、成功に導くのは至難です。
なので、世に出て愛されてもひっそりと萎んでいくゲームは少なくありません。
そんな中、メギド72を見つけてくれたプレイヤーの皆さんには、素直に「ありがとうございます。」という言葉しかない。
ここまでこのタイトルを育ててくれたのはプレイヤーの皆さん。
我々が運営できているのも、遊んでくれるプレイヤーの皆さんがいるから。
時間の使い道に「メギド72」を選んでもらって嬉しく思います。
本当に感謝しかありません。
そして、このゲームを見つけ、楽しんでくれたことで、このような賞をとれたことを一緒に喜んで欲しいです。
また、今回のメギド72の受賞は、この業界に従事する方の希望になれると嬉しいです。
新しい挑戦がまだまだ受け入れてもらえるのがこの業界。
そして、そこに期待してくれるプレイヤーたち。
皆さんの期待に応えつづけられるよう、引き続き頑張っていきます。
そして今回の受賞を記念して、いくつかの感謝のアイテムを準備します。
2周年施策もある中、聞いてから間もないこともあり、多くを準備できませんでしたが喜んでもらえると嬉しいです。
授賞式での一幕
最後に授賞式のこと。授賞式では、メギド72以外の受賞作品は一切知らされておりませんでした。
「他にどんなのが来るのか…」、「まぁ大賞はないだろう…」と思いつつ会場へ。
憧れのレッドカーペット。緊張が止まらない…。
「1分のスピーチをお願いします」と招待状にあったこともあり、内容を考えていきました。
式が始まり、いよいよ年間作品賞の発表です。
司会の伊集院さんがコメントされ、最初にまさかの「メギド72」。
周囲の反応が気になって、スポットライトが当たったのが気が付かず、福島社長に「立ちましょう!」と促される始末…。
ファミ通の林編集長がご登場され「おめでとうございます!」と言われた瞬間、歓喜で泣きそうに!
「いかんいかん」と思いながらマイクの前に立ったら、頭が真っ白…。
「何言うんだっけ?」残念なことに事前に覚えるといつも飛ぶ。
言葉を振り絞り、その後の他作品の発表時は放心状態。
申し訳ないですが、明らかに場慣れしてない。
そして大賞発表の時、候補となる作品賞のビックタイトルの中に「メギド72」がある!それだけで嬉しい。
スマホゲームはメギド72だけ。もしかしてワンチャンあるかも…
結果は、やはり想像どおり『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』。
「さすがだなぁー」って思うと同時に「くやしいなぁ…」って素直に思いました。
あの場に立てるだけでも幸せ。でも積み上げて磨き上がったものがあるのも事実。
メギド72もブラッシュアップを続けながら、いつか特別な存在として成長したい。
それと受賞式で多くのクリエイターが、思いを込め、日々努力しているのがスピーチからも伝わりました。
我々もより精進していきます。
お祝いのコメントを頂きました皆さま、ありがとうございます。
皆さんが一緒に喜んでくれて本当に嬉しいです。
これからも、『メギド72』をよろしくお願いします。
【プロデューサーレター vol.11 ~ vol.19】はコチラ
【プロデューサーレター vol.1 ~ vol.10】はコチラ
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