デザイナーだより vol.21

ゲーム内イラストの情報を中心に『メギド72』のデザインの解説をお届け!

2019/09/02 18:00
今回のデザイナーだよりは、イベントクエスト『魔獅子と聖女と吸血鬼』に登場したイポス(カウンター)と、激★魔宴召喚『闇を彷徨う儚き影!盟友求めし殲血鬼』に登場したアクィエルと、現在開催中の激★魔宴召喚『紡ぐ物語は魂を震わす!メギドラルの文豪』に登場するフルーレティ、そして現在販売中の「期間限定魔宝石セット(無料おまけ付き)」で入手できるアムドゥスキアス、イポスの水着衣装のデザインについて解説します!

ぜひ、ご一読ください!
目次
イポス(カウンター)
イポス(カウンター)メギド体
アクィエル
アクィエルメギド体
フルーレティ
フルーレティメギド体
アムドゥスキアス水着衣装「堕天使の川遊び」
イポス水着衣装「夏季休業中の傭兵」

イポス(カウンター)

※掲載キャラクターは★3のものになります
中山: 今回のイポスのリジェネレイトは、タクティカルソートがバーサークということもあり、少しシルエットを鋭くシャープな印象にして、色味も赤紫色系を足してバーサークを扱う他のメギドに合わせました。ただ、どちらかというと、支援する側というかサポート役のリーダーというポジションというのも意識して、あまり攻撃特化なイメージにならないように気を付けました。
またワンポイントで羽の色も青くしていて、「青い羽」には幸福を呼ぶイメージもあるのと、少しメギド体を意識した湾曲やデザインを取り入れています。

イポス(カウンター)メギド体

※掲載キャラクターは★3のものになります
中山:ヴィータ体と同じく、少しバーサーク寄りの印象にするため紫や赤系の色を足し、全体の色味を元のメギド体デザインよりも暗めに調整しています。装飾や本体の羽なども、ヴィータ体同様に鋭いシルエットや迫力を重視したデザインバランスにしてみました。
元々のデザインコンセプトの「メギド体もおじさんとしての威厳がありそうな顔」という部分はしっかり残しつつ、バーサークのイメージから「猛威」のありそうな形相と構図に挑戦してみました!

モーションデザインのコンセプトについて

[スキル]
今回はバーサクや怒闘がコンセプトなので、情熱や怒りを全体的なテーマとしました。スキルは情熱的なダンスで熱を帯びるイメージです。水着の衣装も意識して、脚だけのカットを挿入してみました。 ちなみに左利きのメギドはモーション実演の際に、混乱したり間違えまくりつつ何とか左利きでどうなるかを検証しています。
スキルに限らず全演出でリジェネレイト前のクールな印象との対比を出すべく、帽子の扱いに変化を出して怒りやメギド時代の人格が垣間見えるように意識しています。

[覚醒スキル]
加勢をうながすように、イポスの行動が味方に影響を及ぼすように考案しました。
静かな怒りによる震えで刀身を共鳴させて、波紋で味方に呼びかけるイメージです。片目だけ剣で隠れている部分は、その瞳の奥がメギド体のそれになっています。当初は刀身の鏡面に映るイポスがメギド体になっている演出も考えていましたが、隠れて見えてない部分が逆に変化している想像でも面白いなと思って今の演出にしました。

[奥義]
メギド時代の本質が呼び覚まされるイメージです。
剣や帽子等の人間的な物を捨て去り、野性的に拳で怒りを表現しています。光る拳のカットになるまで表情が見えないようにカットやアングルを工夫したり、拳の熱光を身体の内から出ているような表現にすべく調整を重ねました。

[勝利]
リジェネレイト前の帽子を目深く被るのと対照的に帽子を取りました。身体の熱気を冷ますようにあおいでいます。
帽子の大きさや形状が★3★6で違ったためどちらでも成り立つように、モデルやモーションやカメラの角度で調整を重ねてあおげるようにしました。だらしなく見えず、同性から見ても色気を感じる演技になるように協議を重ねました。

アクィエル

※掲載キャラクターは★3のものになります
米倉:
アクィエルは設定にあった「己の命と引き換えに、魔物を使役する」というイメージから、病弱で、吸血鬼のような血色が悪いメギドにしたいというのがありました。
そのため線も細く、体もボロボロで包帯を巻いているような病弱な少年なのですが、瞳は強く意志を持ってるようなイメージにしています。あと、線が細い分、顔もパッと見たときに女の子にも見えるような、中性的な見た目にこだわりました。

【没ラフ】
実は没ラフ案では、ケープで体を隠して性別を分からない感じにする案もありました。

イメージカラーも闇や死、異端的なイメージを連想させる「黒」でゴシック的にして、あまり色を使いたくないというのもあり、白・黒・赤でまとめています。

【棺デザイン案】
背負っている棺のデザインでは、頭部分はアクィエルの胸の宝玉イメージで、体の部分は悪魔と人間の骨を半分ずつ分けているようなイメージになっています。モーションの際にどう動くかで3Dの担当者の方と相談しあったり、他の案も実はいくつかあってなかなか難航したデザインでした。
アクィエルのモーションや3Dもとても素晴らしい出来になっているので、手に入れた方は是非注目してみてくださいね。

アクィエルメギド体

※掲載キャラクターは★3のものになります
米倉:
アクィエルのメギド体については罪人のイメージで、罪の象徴として死人を想像させる棺を背負い、手や首、足などはがんじがらめに拘束されて身動きが取れないようなイメージで描いています。
この鎖を引きちぎって、拘束から逃れようともがいているようなイメージでデザインしてみました。また、所々血に見立てた赤い宝石が体の内側から突き破っています。
ヴィータ体の吸血鬼モチーフに合わせて、メギド体の方も顔周りなどコウモリをモチーフを使っています。ヴィータ体の華奢な見た目に反して、メギド体はおどろおどろしい感じで、逆にムキムキにしてみました。

モーションデザインのコンセプトについて

[スキル]
自身の力を味方に与えてるイメージです。
多用する事を念頭になるべく短い尺で印象的に見えるように考案しました。自己犠牲のようなイメージで手を切り、血の力を目を介して味方に与えています。エフェクトは命中力=視力のイメージで、モチーフを目にしました。今回は、関わるスタッフの「闇の部分」が大集結した形です!

[覚醒スキル]
味方に良い効果を与えるにしては見た目がダークであったため、もう振り切って邪神教のシンボルのようになって、それを見た味方は力を与えられるイメージにしました。周囲に漂う状態異常の悪意や瘴気を自身に取り込み、棺の中の触手類が活性するイメージです。
ちなみにモーション作成者はカイムの奥義も行っており、脱力の仕方は通ずるところが見えるかも知れません。

[奥義]
棺に徐々に主導権が移っていく演出をしました。
非常にシンプルな演技ですが、彼と棺とのカットチェンジでの間や回数等を何度も調整をしたり、首の演技についても何パターンか作成して最適を探しました。また吸い込まれる際の四肢の動きにリアリティを持たせるため、自分で腕を膝に叩きつけて肉の弾み方や脱力感を確認しながら調整していきました。
余談ですがモーション担当はティアマト、リリム(ラッシュ)、アンドラス(カウンター)奥義の演出考案とモーション作成も行っておりますが、怖がりなのでホラー系のエンタメはとても苦手だったりします。

[勝利]
人と接する事がまだ未熟ながらも、一所懸命な様子を捉えました。
距離感を間違えてしまったり、握手の前に手を拭く等の過剰な配慮をしてしまいます。笑顔もぎこちなさを出すために下瞼だけがグッと上がるが、瞳はキラキラさせてみました。主観カメラの演出では体の一部が映っていない場合、ソロモン視点であると思われる方も多いかと思いますが、誰の視点かは特に決まっている訳ではありません。特にこの演出については毎回相手が違う可能性があると広がりが出ると考えています。友達を増やしている途中なのかも知れませんね。

フルーレティ

※掲載キャラクターは★3のものになります
米倉:
フルーレティは、今までになかったデザインを、と思い褐色肌のインテリ系女子にしてみました。見た目は厳しそうなのに文学に対する愛は情熱的…なギャップをもったキャラになっています。
武器には筆記ノートと羽ペンを使っており、腕のマークも実はペンをイメージしてデザインしていました。コンセプト的には秘書のイメージですが、少しエキゾチックな感じも出したかったので、かっちり着込みすぎないデザインにしています。また、モーションに活用しやすいよう、3Dでは★3から悪魔の羽が生えています。

フルーレティメギド体

※掲載キャラクターは★3のものになります
中山:
鉄で出来たオブジェの中に閉じ込められている女性像のイメージです。
キャラが文学や作品に対して厳しそうな女性であることから、自分を厳しく律している内面を表現しています。ただ鉄の造形だと足りないと感じたので溶鉱炉の要素をプラスして、溶けた鉄で涙を表現しています。腕の長さや太さの比率、実際の取りの翼ではない異形の羽の要素や若干コードのようなものを追加し、スチームパンクのような印象を付けることで、なるべく非人体的なイメージにしてみました。

モーションデザインのコンセプトについて

[スキル]
敵を熱心に観察し、発想を高めています。敵は大胆で理解不能な行動を前にして、めまいが起こってしまいます。この技、実は何の不思議な能力も使っていません(笑)
ただ観察したいだけで本人に攻撃の意思はないのですが、敵は翻弄されちゃう感じです。作成の際にはコミカルさとリアリティのはざまを大切にするため、スピードや大胆さの調整を重ねております。全演出において、表情が既存キャラに比べても特にコロコロ変化するので、彼女の感情の起伏を楽しんで頂ければ幸いです。

[覚醒スキル]
熱心に速読して頭が回り過ぎてオーバーヒートし、頭上にスモッグが発生しています。熱中する表現のために座り込ませてみました。ただ女性らしさを損なわないように座り方は意識し、脚が美しく見えるようにスリット部分にアングルを合わせたりしています。
とにかく本を読みたいだけで、スキル同様に彼女に攻撃の意思はありません(笑)

[奥義]
たまらずに本の中に入り込んでしまうような演出にしました。
入ってからは本が好きでたまらない妄想を表現しています。グラフィックのアーティストではないので動きや絵の解像度が低いのですが、大好きな本を追いかけていく過程でイメージ力が高まり、鮮明に明確に現実になっていきます。従来とは違うテイストや作成方法で、ゲーム画面に反映する調整に試行錯誤しましたが、ルーレティならではの表現が出来たと思うので楽しんで頂けましたら幸いです。

[勝利]
敵を殲滅して観察対象をなくしてしまい、発想が停滞しています。肩を回してリフレッシュするとルンルンに筆が進みます。悩む表情については眉間にしわを寄せたりして、女性らしさよりもアーティストとしての一面を重視しました。


―― イポス(カウンター)、アクィエル、フルーレティのデザイン解説はいかがでしたでしょうか?
続きまして、「期間限定魔宝石セット(無料おまけ付き)」で入手できるアムドゥスキアス、イポスの水着衣装のお話を伺います。

アムドゥスキアス水着衣装「堕天使の川遊び」

中山:
アムドゥスキアスは「絶対にワンピース+麦わら帽子!!」ってアートチーム内で話していて(笑)そのままその意見が通ってデザインをしていったという経緯があります。
デザインとしては、メギド体のイメージを傘に装飾や色味で追加しつつ、女の子らしい花デザインを入れてバランスをとってみました。また、元々の服のデザインにあった装飾を部分的に配置したり、重ねフリルにすることで元々のスカートのイメージを表現しています。
背景は森の中の川岸のイメージ、構図は後ろにイポスが見張り役でいるようなイメージで、このイラストをみた人とアムドゥスキアスが遊んでいるようなデザインイメージです。アムドゥスキアスが黒色系が強いキャラなので、背景に色鮮やかな花やメギドらしい蝶々を加えることで、全体が華やかになるかなって思い要素を追加してみました!

イポス水着衣装「夏季休業中の傭兵」

米倉:
イポスの水着デザインのコンセプトは「釣り+競泳水着」です!
アムドゥスキアスや遊びに行きたい子たちを引き連れて、川に遊びに来たイメージで製作しています。みんなをまとめる役回りとして、笛もつけてみました。イポスはとっても頼れるキャラなので、今回は保護者的な立ちまわりでイメージを考えていました。
以前ガープが川でバーベキューをしている衣装のイラストを出したので、それとつながるように、奥の方でアムドゥスキアスとガープが夏を満喫している感じを表現してみました。

【デザインラフ】
イポスのデザインについては、釣りが似合うと思っていたので、武器を釣り竿にして、ウキはメギド体風のものを使っています。白いシャツで夏らしい爽やかさを出したいと思いつつ、イポスの場合見た目より機能性重視だなと思い、ピタッとした競泳水着にしてみました。ベルトや釣り竿、布部分などにメギド体モチーフを盛り込んでいます。

―― 涼しげな水着衣装、いかがでしたでしょうか。イラストの中にもストーリーがあることに驚きました♪
それでは、次回の更新もお楽しみに!

タイトル メギド72
ジャンル 絶望を希望に変えるRPG
対応OS iOS/Android
推奨環境 iOS9.0以降 / Android4.4以上
(RAM2GB 以上) ※一部端末除く
価格 アイテム課金制
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