デザイナーだより vol.65_01

ゲーム内イラストの情報を中心に『メギド72』のデザインの解説をお届け!

2023/01/05 18:00
今回のデザイナーだよりは、現在開催中の召喚特異点『蹂躙する混沌混沌混沌混沌混沌』で登場のアスモデウス(ラッシュ)と、イベントクエスト『When'd he go into there?』のコンセプトアートと、現在販売中の「魔宝石セット(無料おまけ付き)」で入手できるオリエンスの正月衣装について解説します!

ぜひ、ご一読ください!

目次
アスモデウス(ラッシュ)
アスモデウス(ラッシュ)メギド体
コンセプトアート『When'd he go into there?』
オリエンス正月衣装「新世代的洒落兎小紋」

アスモデウス(ラッシュ)

※掲載キャラクターは★3のものになります
リジェネレイトに伴って他のメギドとは異なる力を得るということで、見た目から強さを感じられるように、かっちりとした軍服のイメージを取り入れました。
上半身はリジェネレイト前のアスモデウスらしさを残しつつも、軍帽のような帽子をつけて変化を出しました。
下半身は、パンツやマントの裾がモーションで広がって動くことでアスモデウスの迫力を表現できるのでは、と思いバサッ!と動くイメージでデザインしました。
迫力があるだけでなく、マントの形状や模様に優雅さも入れることで、ただ凶暴な強さだけの進化だけではなく、気品も感じられるようにしたいと思いました。
マントの動きも、強さと、王者としての優雅さを表現しています。
胸元の黒い生地が中央に向かって開いたようなデザインや、太ももの金パーツの形状などは、アスモデウスのメギド体のデザインを取り入れています。

★6ではガラッと配色が変わり、全体的に「王者」を意識して迫力を増し、アスモデウスの強さを全面に表現するような仕上がりとなっております。
入手できた方は、そのあたりにも注目していただければ幸いです!

アスモデウス(ラッシュ)メギド体

※掲載キャラクターは★3のものになります
リジェネレイト前が暖色系の色合いでまとめていたのに対して、今回は寒色寄りの色合いを中心にまとめていきました。
ただし単純に寒色だけでまとめてしまうと、リジェネレイトの変化が伝わりにくいと感じたので、ところどころにアスモデウスの髪色を感じさせるような赤も配置して、ヴィータ体と並べた際に馴染むようにしました。
また、ヴィータ体の衣装に取り入れた金装飾のようなパーツも配置し、リジェネレイト前の自然物のイメージとは異なり、意図して得た強さをイメージさせるように人工物的なデザインも取り入れています。

モーションデザインのコンセプトについて

アスモデウスは絶対強者であり、ザ・メギドというのが個人的な印象だったので、一見して「このキャラはヤバい」と思ってもらえるような演出を目指しました。
演出全般を通して、下から見上げるアングルを多めにしたり、ビシッと決めているようなポーズで猛者感を出しています。

[スキル]
足元から広がる混沌が、逃れえぬ絶望を与える……という雰囲気の演出です。
アスモデウスの武器のデザインや戦闘スタイルを自分なりに解釈した際に、直接的な攻撃ではなく、ある程度の距離から圧倒的な力で叩き潰すビジョンがあり、そのイメージを落とし込んだ内容になっています。

[覚醒スキル]
限界を超える力が周囲に拡散して燃え広がり、それを一振りで薙ぎ消すという流れです。
奥義へのつなぎとなる技という位置づけと考えて、炎を大々的に見せて関連性を出したり、最後に眼光を灯らせることで準備万端な様子を感じられる演出にしました。

[奥義]
混沌が全てを侵食する・魔王の降臨、といったイメージで作成しています。
平均的な奥義演出より長めにして、各カットをしっかり見せて全体的にゆったりさせることで、強さからくる余裕を表現する狙いがあります。
堂々と歩きながら剣を炎に変えて、それを火種に大きな混沌の炎を掲げることで、自らの威容を敵に知らしめるというイメージです。

[秘奥義]
目を開けるところで顎を上げたり、フォトンを握りつぶす所作で暴君らしさを出しています。
技の効果がリジェネレイト前の性能を彷彿とさせるものだった為、決めポーズは前回の奥義演出から着想を得ています。
秘奥義を作ったのは全演出中で最後で、今回の奥義と勝利で歩く動作が目立っていたこともあり、1歩2歩と足を踏み出すようなイメージの独特でスタイリッシュなポーズにしています。
ただ、調整を重ねたものの残念なことに2回目のポーズは尺の関係で見づらくなってしまいました。フォルムキーをご使用の上ご確認いただけますと幸いです。

[勝利]
地を這う敵を見下しながら、勝利の証を刻みつけるように剣を地面に突き刺し、炎となって散りながら歩く混沌の凱旋に花を添える……というのが冒頭の演出イメージです。
戦闘での勝利の喜びを明確に表に出すタイプでは無いという解釈で、髪を払うようなちょっとした癖のような動作の中に嬉しさがにじみ出ている、という妄想になります。
最後の腕組からの上から目線については、味方に対しては存分に偉ぶるところが彼女なりのコミュニケーションなのだと思います。

公式Twitterによる「紹介動画」


―― アスモデウス(ラッシュ)のデザイン解説でした!召喚特異点『蹂躙する混沌混沌混沌混沌混沌』は、2023/1/8(日) 14:59まで開催です!

続いて、イベントクエスト『When'd he go into there?』のコンセプトアートの解説です!

コンセプトアート『When'd he go into there?』

今回のイベントはパイモン、ソロモン共に「果たして、いざという時にその手を汚せるのか?」という葛藤を抱えていると感じたため、二人には自分の手をしっかりと見つめてもらっています。

本イベントのキーパーソンである、カンセとセリエにも登場してもらいました。
セリエは、いつものように高圧的な表情でソロモンを見下ろしています。カンセは、自身の思惑に対して真っ直ぐ視線を送っているイメージで表情を描きました。
パイモンの過去が関わってくるイベントなので、過去を象徴するようにパイモンの背後にメギド体を描いています。

全体としては、やや血生臭い内容ということもあり、暗めのライティングと危険なものを連想させる赤色を効果的に使っています。
こちらのコンセプトアートを見て、「一体どうなるの!?」とドキドキしてもらえたらと思って制作しました。


―― イベントクエスト『When'd he go into there?』のコンセプトアート解説でした。

続いて、「魔宝石セット(無料おまけ付き)」で入手できるオリエンスの正月衣装の解説です!

オリエンス正月衣装「新世代的洒落兎小紋」

お正月衣装だし華やかにしたいな、と思い晴れ着をイメージしてデザインしました!
オリエンスといえばウサギ!そして、奥義で満月を撃ち抜いて三日月にする姿が印象的だったので、着物の柄には三日月とウサギをあしらいました。
アクティブに動きながらお正月を楽しむと思ったので、足回りは動きやすいようにフレアスカートのように広がっています。
また、動いた時に揺れてシルエットが可愛らしくなるように、裾周りに羽のような装飾をつけて、振袖部分も羽のような形状と模様にしました。
金装飾や、日本刀の柄のような装飾、椿の花など、銃も衣装にあわせて少し和風なデザインになっています。

ぜひ、この衣装を着て元気に動き回るオリエンスをご覧ください!


―― オリエンスの正月衣装解説でした。

1月中旬以降に更新予定のデザイナーだより vol.65_02では、フーリーチンとイベントクエスト『艶なる狐、夢のまにまに』のコンセプトアートについて解説予定です。

それでは、次回の更新もお楽しみに!

■バックナンバー

5周年記念特別号
イラストができるまで(5周年カウントダウンイラスト「あと9日」~「あと7日」)

前回のデザイナーだより
パイモン(バースト)、クリスマス衣装(2022)

バラム(ラッシュ)、5周年記念衣装

「デザイナーだより」一覧



タイトル メギド72
ジャンル 絶望を希望に変えるRPG
対応OS iOS/Android
推奨環境 iOS11.0以降 / Android5.0以上
(RAM2GB 以上) ※一部端末除く
価格 アイテム課金制
今すぐダウンロード