デザイナーだより JOYSOUND直営店コラボ記念特別号①※3/7(木)更新

今回のデザイナーだよりは、JOYSOUND直営店とのコラボを記念して、コラボドリンクになったメギドの歌唱衣装を解説！第1弾では『この歌響け』のプロメテウス（カウンター）、『狭間の世界のソリロキー』のバラム（ラッシュ）について解説します！

ぜひ、ご一読ください！

【3/7(木)追記】
『狭間の世界のソリロキー』歌唱曲視聴へのリンクを追加しました。

プロメテウスがリジェネレイトするイベント「この言葉、君に届け」の中でロキの影響を受けていたのもあり、普段と少し違う印象にしたいなと考え、今までは割とふわふわとした衣装だったのを、トゲトゲしたシルエットを取り入れてピシッとしめたデザインにしました。
表情もいつもより勝気な表情にして、ポージングはアイドルらしくしつつも、ライバルと一緒に歌うようなニュアンスで制作しています。
リジェネレイトの衣装やモーションで星のパーツが多くあしらわれているので、歌唱衣装も星のパーツをたくさんつけています。動き回ってマイクといつでも切り替えられるようにイヤーマイクもつけました。
色味もリジェネレイトの衣装に合わせて青を中心にしています。
ロキと並んだときに負けないぐらい、フリフリした部分を大きく動かして、絵の大胆さを出しています。プロメテウスは今まで可憐さを重視して絵作りをしていましたが、今回の立ち絵のように「大胆」な印象にするのは初かと思うので、珍しい一面が描けたと思っています。
とはいえ彼女らしさもきちんと出したいと考え、衣装や小物の要所要所に花のモチーフを加えてプロメテウスの優しい印象を出しています。

『この歌響け』の視聴はこちらから

歌詞にある「やめておけ」「今度メシ食おうぜ」は、きっとシナリオの中での「やめておけ音頭」と同じようにポーズを取っているのでは…と曲を聴いてまず思いました。

「やめておけ音頭」
この、濃い時間を過ごした者同士にしか伝わらない仕草は、まるで青春のような…学生時代のやり取りのような…そんな印象を持たせてくれました。
なので友への独白を歌ったこの衣装は「学生服」をコンセプトにデザインを考えていこうと決めました。
学ランや大き目のパーカー、マフラーなど、いくつか案出しをしましたが、ネクタイで色味を追加したかったのでブレザーを着せてまとめています。
シルエットにもう少し動きを持たせたかったので、頭の鎖にプラスして腰にジャージを巻かせました。
このジャージ、彩りを持たせたくて運動時には邪魔になりそうな部分に金の装飾をつけています。（歌唱衣装の一部なので、運動に適したような機能的なものではありません。）

ブレザーの肩やジャージの裏地にある模様はバラムのメギド体からデザインを持ってきています。
以前「もしアジトで運動会があったら…」という話題がメギド質問箱でありましたが、自分のメギド体の意匠で飾ったジャージや運動服などを用意しているメギドもいるのかもしれないな、と思いながら楽しく制作しました。

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――　『この歌響け』と『狭間の世界のソリロキー』の歌唱衣装解説でした。

それでは、次回の更新もお楽しみに！

■バックナンバー

前回のデザイナーだより
正月衣装（2024）、バレンタイン衣装（2024）

歌唱衣装『筋肉Fire!』、歌唱衣装『変わった世界へ、ひとりごと。』

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