デザイナーだより 3周年特別号 出張版
ゲーム内イラストの情報を中心に『メギド72』のデザインの解説をお届け!
2020/12/18 18:00
デザイナーだより3周年特別号の出張版では、タイトルイラストを担当してくださった直良有祐さんからのコメントをご紹介します。
ぜひ、ご一読ください!
ぜひ、ご一読ください!
こんにちは、メギド“723周年“と空目してしまいがちの直良です。
宮前Pからデザイナーだよりの指名を貰いましたので、折角なのでこれまでに描いたイラストについてちょっと振り返ってみたいと思います。
「号泣」
自分で“号泣“って言っちゃいました(笑)
既にいきさつを知っておられる方も多いと思いますが、全ては宮前Pとの打ち合わせからはじまりました。
元々、某大作RPG制作では上司と部下の関係だったのが、今回はPとフリーの絵描きで真逆の関係です。
ですがかつて一緒に宣伝用CGを作ったりしてたので、やりとりは要約するとこんな感じでした。
こうしてあのビジュアルが生まれましたがお陰様で多くの人に“あの号泣してるゲーム“として拡めて頂きました。
ありがとうございます。
既にいきさつを知っておられる方も多いと思いますが、全ては宮前Pとの打ち合わせからはじまりました。
元々、某大作RPG制作では上司と部下の関係だったのが、今回はPとフリーの絵描きで真逆の関係です。
ですがかつて一緒に宣伝用CGを作ったりしてたので、やりとりは要約するとこんな感じでした。
「注目されないと始まらない」・・・ディレクター様、シナリオライター様方、大変申し訳ありませんでした。
「エモーショナルなビジュアル少ないよね」
「笑顔だと世の中に溢れてるね」
「じゃあ泣かせようか?」
「それじゃ看板に偽りにならない?」
「主人公に悲劇を背負わせましょうか(村焼きます)」
「今から大丈夫?」
こうしてあのビジュアルが生まれましたがお陰様で多くの人に“あの号泣してるゲーム“として拡めて頂きました。
ありがとうございます。
「成長」
“モノクロで雰囲気を出したい“
これは宮前Pに明確なイメージがありラフは割とすんなり行きましたが、ディテールを詰める段階で大分やり直しました。
というのも“成長““王“という雰囲気を出すために自分がソロモンをつい大人に描いてしまいがちで、描いては引き戻されの繰り返しでした。
ついでにソロモンのタトゥーの描き漏れも増えてきて、無駄にチェック&リテイクの手間も増やしてしまいました、スミマセン。
これは宮前Pに明確なイメージがありラフは割とすんなり行きましたが、ディテールを詰める段階で大分やり直しました。
というのも“成長““王“という雰囲気を出すために自分がソロモンをつい大人に描いてしまいがちで、描いては引き戻されの繰り返しでした。
ついでにソロモンのタトゥーの描き漏れも増えてきて、無駄にチェック&リテイクの手間も増やしてしまいました、スミマセン。
「お誘い」
自分の中で勝手にタイトル付けてますが、1周年イラストです。
前回、号泣で“惹き“が作れたのですが次はもう少し優しく、ユーザーの皆さんをメギドの世界にお誘いしようかと(笑)
とは言えまだ一年なので、イメージカラーの構成や二人の配置などは、大きく変えず既視感あるものにして連続性は残してます。
今はコロナ禍でリモートになってしまいましたが、大体毎回、宮前Pと顔を突き合わせてブレストして、その場でラフを描くところからスタートしてます。
前回、号泣で“惹き“が作れたのですが次はもう少し優しく、ユーザーの皆さんをメギドの世界にお誘いしようかと(笑)
とは言えまだ一年なので、イメージカラーの構成や二人の配置などは、大きく変えず既視感あるものにして連続性は残してます。
今はコロナ禍でリモートになってしまいましたが、大体毎回、宮前Pと顔を突き合わせてブレストして、その場でラフを描くところからスタートしてます。
「アタック!」
そしてまさかのファミ通表紙です。
前職で宣伝用CGなどを沢山作って誌面に使って貰う事はありましたが、イラストそのままは初めてだったので光栄だったと同時に、ユーザーの皆さんにもここまでこのタイトルが育った(育てた)事を誇りに思って貰える様に力込めました。
苦労したのはソロモンのポーズとレイアウト。
ロゴや文字は大体どう言うふうに入るのか勘所はあったのですが、宮前Pから「今回はバトルを!」との事だったので、
・武器を持たないソロモンを背中見せずにどうカッコよくするか?
・メギド達に指示を出して、それを受けた彼らをどう突っ込ませるか?
などなどバランスを取るのにかなり時間がかかってしまいました。
最終的にパースにかなり嘘をつき、規格外のデカさのブネをギリギリまで小さくすることで納めました。
(初見の人に彼はパースが狂ってる様に見えかねないので…)
前職で宣伝用CGなどを沢山作って誌面に使って貰う事はありましたが、イラストそのままは初めてだったので光栄だったと同時に、ユーザーの皆さんにもここまでこのタイトルが育った(育てた)事を誇りに思って貰える様に力込めました。
苦労したのはソロモンのポーズとレイアウト。
ロゴや文字は大体どう言うふうに入るのか勘所はあったのですが、宮前Pから「今回はバトルを!」との事だったので、
・武器を持たないソロモンを背中見せずにどうカッコよくするか?
・メギド達に指示を出して、それを受けた彼らをどう突っ込ませるか?
などなどバランスを取るのにかなり時間がかかってしまいました。
最終的にパースにかなり嘘をつき、規格外のデカさのブネをギリギリまで小さくすることで納めました。
(初見の人に彼はパースが狂ってる様に見えかねないので…)
「予感」
この頃から開発側から大雑把なレイアウトを貰う様にしました。
というのも、新規キャラやユーザーのキャラ人気などが追いきれなくなり、間違ったメッセージになるのを防ぐため、分かってる人に聞くのが一番!ということでお願いしました。
今回の表紙は前回と違って「キャラのグループショットで行こう!」だったので迷う事がなく、その分イラストに“今どき感“を出すUPデートに時間を掛けました。
ファミ通にはスマートさを、タイトル画面用には世界観をキープしたバージョンをそれぞれ用意しました。
というのも、新規キャラやユーザーのキャラ人気などが追いきれなくなり、間違ったメッセージになるのを防ぐため、分かってる人に聞くのが一番!ということでお願いしました。
今回の表紙は前回と違って「キャラのグループショットで行こう!」だったので迷う事がなく、その分イラストに“今どき感“を出すUPデートに時間を掛けました。
ファミ通にはスマートさを、タイトル画面用には世界観をキープしたバージョンをそれぞれ用意しました。
「王と戦友」
これもレイアウトを頂いたのですが、ディテールの少ないソロモンの背中をそのまま描いて絵が持つのか不安が拭えなかったのでギリギリまで悩みました。
最終的には宮前Pが背中版のラフを推したのと、その彼の背中と初期メンバーのメギド体の姿にユーザーさんそれぞれのこれまでの想いが重なるんだなと理解したのでそのまま仕上げました。
後、今回は初めて青紫を基調としてますが、デザイナー時代の宮前Pがこだわってた青紫を今なりにこだわって配置して塗ってみました。
最終的には宮前Pが背中版のラフを推したのと、その彼の背中と初期メンバーのメギド体の姿にユーザーさんそれぞれのこれまでの想いが重なるんだなと理解したのでそのまま仕上げました。
後、今回は初めて青紫を基調としてますが、デザイナー時代の宮前Pがこだわってた青紫を今なりにこだわって配置して塗ってみました。
今回この様な形で紹介させて頂きましたが、SNSなどでユーザーの皆さんの反応も追いかけてますし、また開発の皆さんやユーザーさんのイラストも沢山見られるのもメギドの楽しみの1つですので今後も皆さんと一緒にこの世界を楽しんで行けたらと思います。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
―― 直良有祐さんによるイラスト振り返りでした!今回紹介したイラストはゲームのタイトル画面に設定することが可能です。お好きなイラストを選んでくださいね♪
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