今回イベントを経てもセリエのことがよく分からなかったセリエは結局のところどうしたかったのか?ヴァイガルドやヴィータを守るにしても、憎きメギドに復讐するにしてもそれに繋がるような行動をとっていたとは思えない守るべきヴィータには気軽に虫をばら蒔くしかといってメギドに打撃を与えるために全力を尽くしたわけでもない単なる悪徳商人にしか見えなかったからあの最期をどういう思いで見ればいいのか反応に困るコイツ結局何がしたかったのさ?
何がしたかったかと考えると、強烈な感情先行や自己矛盾が過ぎて「もう何がしたいのか自分でもわからない」とかかなぁ自分や周囲がメギドの手により蹂躙されたので平和を望んでいるのは本当だっただが憎しみが強く復讐心があるのも本当だし、多分平和欲求より感情が強いなのでデカラビアの「正面戦争は避け抑止しあってヴァイガルド平和」にも、ソロモンの「穏健派追放メギドや純正メギドとは融和方針」にも賛同できないこの平和欲求と憎悪の両立の結果「メギド」だけではなく「メギドを許容するヴィータ」にも憎しみと排除の範囲を広げるそれでも感情が解決できなかった結果「将来メギドを許容する可能性のあるヴィータ(愚かなヴィータ)」にも憎しみと排除の範囲を広げる他者から見ると憎しみによる坊主憎けりゃ袈裟まで憎いで判断基準めちゃめちゃだが、平和欲求感情は残っているので「すべてのメギドとすべての愚かなヴィータを排除しきれば、いつか平和が来るはず」と憎しみと排除の範囲をどこまでも広げ続けてた結果が「何がしたいのかわからない悪徳商人ムーブ」なんだろうなってあの最期は、実はカンセが強く憎んでいたメギドであってもフラットな気持ちで見れたという「情」の勝利と、ヴィータ宗教的な救いはないけれど、喜びも悲しみもなくなることでもう憎しみに囚われる必要がない終わりを迎えた……って印象
11:07んー、言っちゃ悪いけどそれを読者の言葉で全部補完させるのは単純に描写不足でしかないと思うんだ「ヴィータを守りたい気持ちもメギドを憎む気持ちも両方あって、ごちゃごちゃ考えた結果自分でも何がしたいのか分からなくなった」と思わせるにはあまりにもセリエの心情描写が足りなかったと思う悪いけど俺には守護欲と復讐心と「どっちの気持ちも強かった」じゃなくて「どっちの気持ちも大してなかった」にしか見えないのよセリエがヴィータを心から守ろうとしたシーンも、力を尽くしてメギドを打ち倒そうとしたシーンもないもんどっちも半端じゃんだから徹頭徹尾何がしたかったか理解ができないフルカネリを失ったから暴走してしまったんだね…とさえ思えない
(想像できるだけの描写は十分あったと思ったけど)「メギドを憎む気持ちがあった」「平和を望んでた」以外は情報の欠片がばらまかれてるだけで心情の確信をつく描写がないのはそれでいいと思うな6章の生き残った女の子やコシチェイと同じ「ソロモンたちの運命と添わない者」だからこその良いさがあると感じる仲間たちがソロモンに正しい選択をさせるのではなくソロモンの選択を正しいものとするべく頑張ってるのと反転して、ソロモンたちはセリエの選択を正しくないものにするべく努力してきたとも言えるのだし、セリエのことはあまりわからなくていいのかもね
別にソロモンに添わないのは全然構わないし何もかもを描写し解説しろとも言わないけどそこら辺の描写が足りなすぎて、悪いけど自分には明確な目的もなく好き勝手して勝手に死んだ奴って印象しかない悪徳商法してまで金稼いで何するつもりだったのかも分かんなかったし
例えばチリアットなんかは散々後付け補完が入ってるけど、彼はそもそも一話退場だから仕方なかったと思うでもセリエは読者側がうんざりするくらい長い間出張ってたのにろくに情報出さなかったじゃんかといってコシチェイみたいにいまわの際に「そうだったのか…!!それならあの行動にも合点がいくぞ!」みたいな種明かしもなかったしさそもそもセリエの心情と信条がちゃんと描かれてなかったから(フルカネリと違って)魅力がないって評価されてたんじゃないか?
自己解釈だけどセリエはヴィータは増え過ぎたし頭数減らせば争いも減るって発想に行き着いてて(前に顔出しした時の台詞から、罪人イベだったかな?)その時点で「ヴィータを守りたい」とは少し違くて、摩擦の出現率自体減らして「世を平和(静か)にしたい」が一番の願いなんだと思うだから、ヴィータに危険な虫ばら撒くのも矛盾無く出来るんじゃないかな今回その辺りへの言及無かったから、覚えてないとわかりにくいなぁと自分でも思う
それがコアなら回想シーン出すなりせめて再度言及するなりすべきだったと思う小説と違ってページ戻って読み返せるわけでもないのに数ヵ月前そんなこと言ってたかどうかなんて覚えていろって方が酷だわそれ含めて描写不足じゃない?
ヴィータは増えすぎだしこんなのに釣られるバカは間引かれた方がいいって言ってたけどまあそれはいいとして、パラジスが対メギド手段として大して有効だったシーンもなくない?多少ウザいけど別にこれといって成果納めてないように見えるどうせやるならやるで、数百人に一気に飲ませるみたいにとにかく徹底的にやればいいのにやることなすこと全部半端なんだよなだから余計に「何がしたかったのか」になる
悪徳商法で金を貯めに貯めて、憎きメギドとバカなヴィータを一気に間引く手段を手に入れようとしてたってんならまだ分かるんだけどやってたことがただの小悪党なんだもんな
メインだった二人とタムスを失ってからはマキーネとパラジスを持ったただのヴィータだから小悪党になるのは必然じゃないかなフォトンも見えないし頭もそこまでで情報網もたかがしれてる上にカリスマ性もなさそうでエンキドゥイベの頃からちょっとした自己矛盾を孕んでて…こう書くと本当にどうしようもないというかなんというか…
対メギドとして成果を納めていないように見えるんじゃなくて、実際成果を納めていないんだよねヴィータ被害は人命としては重いけれど、カンセリエとメギドとの「戦争」と見た途端「まぁ別に…」になるほとんど偶然のウェンディゴ被害の方がヤバい度高いくらい商人としての才はあるセリエと、商人としてはポカやらかすがエンジニアとしての才はあるカンセと、どちらも「革命者としての才は全くなかった」んだと思う稼ぐことと逃げ回ることだけは割と成功できたやりたいことがでかくても、全部半端に失敗したから「やってたことがただの小悪党」になっちゃうんだろうなぁ……罪人イベの描写が結構印象的だったからドデカい汚花火で終わるの期待してたけれど、これもまた良い終わりだったと思う
しんみりできればよかったんだけど、しんみりできるほどセリエにもカンセにも心を寄せる余地を感じなかったからあっそう…としかならなかったなってあと私なりに世界を守ろうとしただけみたいなこと言っててどこがぁ???ってなっちゃったもっと言えば自分のやり方が成功してたら誰も文句言わなかったはずみたいなこと言ってたけど虫寄生させて成功したとて文句言われないわけがねーだろって思った全体的に理屈ガバくて何言ってるかわがんにゃい
12:20やりたいことがでかくてもって言うけどそのやりたいことがなんだったのかよう分からん俺には大義が見えなかった
世界観の整合性や人格描写の解像度を抜きにして脚本として面白いかどうかで評価すると別にカンセリエで引き延ばす必要は無かったかなと思うインキュバスが捕縛したり逮捕して連行したりまでいってるのに主に脚本の都合で取り逃すことが繰り返されて間延びしてた
間延びした物語の締めとしては全体的にうすぼんやりしていまいちだなって
セリエの最終目標は結局のところ「(追放・純正問わず)メギド滅ぶべし、慈悲はない」であって「世界を守る」って方は結果論(メギドとついでにバカな一部のヴィータが滅べば平和になる)かつ自身の復讐を正当化するための方便だったとは思う。もちろん自分も家族や普通の生活を奪われているから平和を望む気持ち自体はあって100%詭弁ではないだろうけど、たぶん感情内での優先度は低めそれでメギドを滅ぼすための手段の方だけどこれは「第二のトルケーに~」ってセリフから考えるとデカラビア達がやろうとしてたヴィータ全体の底上げをマキーネとパラジスでやろうとしてたんじゃないかな。マキーネ&パラジスを所有した鍛え上げられたヴィータの街を複数作ることでメギドに対抗できる世界を作ろうとしてた(これは作中の描写から考えた個人的な解釈であって間違ってる可能性も大いにある)あとはマキーネ&パラジスが対してメギドに有効でない云々は神視点のプレイヤーだから分かることでセリエからすれば本当にそれで対抗できると考えてたかもしれないし、作中に描写されていないだけで純正メギドを倒した例があってそれを知っていた可能性もある(もしそうならそれを描写しろって話なのはそう)そもそもソロモン達はメタ的に主人公側だから負けないっていうのもあるけどメギドラルの一般軍団達よりは強い訳だからソロモン達に敵わない=メギドに太刀打ちできない、じゃないしねそうやってもしメギドを滅ぼせたなら多少の無垢のヴィータがパラジスで犠牲になっても賛同されるっていうのは事実だと思う。勝てば官軍負ければ賊軍、全員とはいかなくても最終的に結果が伴えばどんな非道も大多数に仕方ない扱いされるただフルカネリ商会は対面することが何度かあって商会の理念につうて話合う機会があったし最後の計画・咆哮で最終目標も実行したけどカンセリエ商会は暗躍→暗躍→暗躍→内部崩壊で最後しかまともに出番も対話もないからえぇ…(困惑)ってのはある。今回のイベントでももっと描写するべきとこあっただろって思うところは多いし個人的にセリエに対して好感持ってる部分はあるし二人の最期自体は好きだけど長年続いたイベントの最終話としては尺不足の描写不足感があって不満
長くなったから分けるけどセリエのどこまでもヴィータ(人間)らしい復讐者ってところが個人的に好み化け物になるのが嫌だからヴィータのまま死を選ぶところとか、化け物を嫌っているのに情が移ったカンセの最期を見届けるために洞窟までついてくるところとか、デカラビアに化け物と言いつつ彼からの介錯を受け入れ別れの挨拶した辺り救われた恩は少なからずあって心許してたらしい様子とか自分はヴィータだという自覚が強くてメギドを嫌って憎んでいるけど、近しい相手には嫌いになりきれない辺りがどこまでいっても普通のヴィータって感じ。上で小悪党って言われてたけど巨悪じゃなくて必死にもがいてた一人の復讐者って辺りが良かった。万人が魅力を感じるとは思わないけどね
メギド滅ぶべし慈悲はないならそのために動いているのだともっと分かりやすくしてほしかったなあメギドが嫌いなことは分かったけど滅ぼす追い出すために活動しているのだとは伝わらなかったてかメギド死すべし~だとパラジスはまだしもマキーネ売り付けの説明として薄くないか?メギド死すべし!なら少しでも多くのマキーネ配って皆で袋叩きにしてやるぜ!ってなった方が自然だと思う金が必要って言ってたけどその金を何に使うつもりだったか最期まで不明だったし復讐ならマキーネ押し売りの説明がつかず正当防衛ならパラジステロの説明がつかず結果として防衛も復讐も半端だなあと言う印象だけが残った
そういう中途半端さも含めての「成果が出なければソロモンも自分と同じ」発言なのかなぁってちょっと思った
金を何に使うつもりだったかっつったら「この活動を永遠に続けるため」では
何の成果も出てないどころか展望すら見えないことを永遠にやるの?なんで???
国家転覆という大それた目的が失敗したけど、気に食わないデカラビアフルカネリに付き合って死ぬのも、ハルマとメギドどもを認める王都に大人しく捕まるのも納得できなくて、かといってもう力を手に入れてしまったから静かに隠居か逃亡生活ってのも受け入れられなくて、もう帰るべき家は無く復讐心だけが取り残されて何処にも行けないから目的もなく商売を続けるしかなかったのかな?と解釈憶測の域を出ないが
これまでも今回もカンセリエの本心について細かな情報はちりばめられていて後は回収するだけって感じだったんだけど、正直回収の際の描写不足は否めないなまじ答えを察することが出来るだけの情報で出揃ってるからこうやって意見が分かれてるのだろう
カクレガの街を第二のトルケーにしてやるつもりだったと言ってるから、悪魔を排除した世界を作りたかったんじゃないか罪人イベでバカな人間は死んでもいいと間引きする側に立ったつもりになったからパラジスでどれだけヴィータの犠牲が出ようとも構わない。セリエが守りたかったのは悪魔も悪魔を許容する人間もいない世界今回ソロモン達をわざとカクレガにおびき寄せていたから、ソロモン王憎し、排除したい優先で動いたんだと解釈した。セリエはソロモン王を探す追放メギドに家族を殺されたから最終的にソロモン王憎しになるのもわかる。結局力足らずで逃げるだけになるのはセリエの読みの甘さ、中途半端さ計画を遂行するだけの頭も実力もないのに中途半端にじたばたしてたところが、人によっては魅力のない悪役と受け取られると思うけど、元はただの被害者だった一般人って感じで好きだったな
>12:37そのあたりウェンディゴのすべて同一の存在になることでの「平和」とセリエの意思に沿わないヴィータを無視して出来上がるヴィータの自治する世界を重ねて語りたかった感じはするあとはイベントタイトルのいつからそうなったかって話と絡めてウェンディゴに乗っ取られたからなのか憎しみが募ったからなのかとかどっちにしても語り切れてないとは思うけども
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今回イベントを経てもセリエのことがよく分からなかった
セリエは結局のところどうしたかったのか?
ヴァイガルドやヴィータを守るにしても、憎きメギドに復讐するにしても
それに繋がるような行動をとっていたとは思えない
守るべきヴィータには気軽に虫をばら蒔くし
かといってメギドに打撃を与えるために全力を尽くしたわけでもない
単なる悪徳商人にしか見えなかったから
あの最期をどういう思いで見ればいいのか反応に困る
コイツ結局何がしたかったのさ?
何がしたかったかと考えると、強烈な感情先行や自己矛盾が過ぎて「もう何がしたいのか自分でもわからない」とかかなぁ
自分や周囲がメギドの手により蹂躙されたので平和を望んでいるのは本当だった
だが憎しみが強く復讐心があるのも本当だし、多分平和欲求より感情が強い
なのでデカラビアの「正面戦争は避け抑止しあってヴァイガルド平和」にも、
ソロモンの「穏健派追放メギドや純正メギドとは融和方針」にも賛同できない
この平和欲求と憎悪の両立の結果
「メギド」だけではなく「メギドを許容するヴィータ」にも憎しみと排除の範囲を広げる
それでも感情が解決できなかった結果「将来メギドを許容する可能性のあるヴィータ(愚かなヴィータ)」にも憎しみと排除の範囲を広げる
他者から見ると憎しみによる坊主憎けりゃ袈裟まで憎いで判断基準めちゃめちゃだが、平和欲求感情は残っているので「すべてのメギドとすべての愚かなヴィータを排除しきれば、いつか平和が来るはず」と憎しみと排除の範囲をどこまでも広げ続けてた結果が「何がしたいのかわからない悪徳商人ムーブ」なんだろうなって
あの最期は、実はカンセが強く憎んでいたメギドであってもフラットな気持ちで見れたという「情」の勝利と、ヴィータ宗教的な救いはないけれど、喜びも悲しみもなくなることでもう憎しみに囚われる必要がない終わりを迎えた……って印象
11:07
んー、言っちゃ悪いけどそれを読者の言葉で全部補完させるのは単純に描写不足でしかないと思うんだ
「ヴィータを守りたい気持ちもメギドを憎む気持ちも両方あって、ごちゃごちゃ考えた結果自分でも何がしたいのか分からなくなった」
と思わせるにはあまりにもセリエの心情描写が足りなかったと思う
悪いけど俺には守護欲と復讐心と「どっちの気持ちも強かった」じゃなくて「どっちの気持ちも大してなかった」にしか見えないのよ
セリエがヴィータを心から守ろうとしたシーンも、力を尽くしてメギドを打ち倒そうとしたシーンもないもん
どっちも半端じゃん
だから徹頭徹尾何がしたかったか理解ができない
フルカネリを失ったから暴走してしまったんだね…とさえ思えない
(想像できるだけの描写は十分あったと思ったけど)「メギドを憎む気持ちがあった」「平和を望んでた」以外は情報の欠片がばらまかれてるだけで心情の確信をつく描写がないのはそれでいいと思うな
6章の生き残った女の子やコシチェイと同じ「ソロモンたちの運命と添わない者」だからこその良いさがあると感じる
仲間たちがソロモンに正しい選択をさせるのではなくソロモンの選択を正しいものとするべく頑張ってるのと反転して、ソロモンたちはセリエの選択を正しくないものにするべく努力してきたとも言えるのだし、セリエのことはあまりわからなくていいのかもね
別にソロモンに添わないのは全然構わないし
何もかもを描写し解説しろとも言わないけど
そこら辺の描写が足りなすぎて、悪いけど自分には明確な目的もなく好き勝手して勝手に死んだ奴って印象しかない
悪徳商法してまで金稼いで何するつもりだったのかも分かんなかったし
例えばチリアットなんかは散々後付け補完が入ってるけど、彼はそもそも一話退場だから仕方なかったと思う
でもセリエは読者側がうんざりするくらい長い間出張ってたのにろくに情報出さなかったじゃん
かといってコシチェイみたいにいまわの際に「そうだったのか…!!それならあの行動にも合点がいくぞ!」みたいな種明かしもなかったしさ
そもそもセリエの心情と信条がちゃんと描かれてなかったから(フルカネリと違って)魅力がないって評価されてたんじゃないか?
自己解釈だけど
セリエはヴィータは増え過ぎたし頭数減らせば争いも減るって発想に行き着いてて(前に顔出しした時の台詞から、罪人イベだったかな?)
その時点で「ヴィータを守りたい」とは少し違くて、摩擦の出現率自体減らして「世を平和(静か)にしたい」が一番の願いなんだと思う
だから、ヴィータに危険な虫ばら撒くのも矛盾無く出来るんじゃないかな
今回その辺りへの言及無かったから、覚えてないとわかりにくいなぁと自分でも思う
それがコアなら回想シーン出すなりせめて再度言及するなりすべきだったと思う
小説と違ってページ戻って読み返せるわけでもないのに数ヵ月前そんなこと言ってたかどうかなんて覚えていろって方が酷だわ
それ含めて描写不足じゃない?
ヴィータは増えすぎだしこんなのに釣られるバカは間引かれた方がいいって言ってたけど
まあそれはいいとして、パラジスが対メギド手段として大して有効だったシーンもなくない?
多少ウザいけど別にこれといって成果納めてないように見える
どうせやるならやるで、数百人に一気に飲ませるみたいにとにかく徹底的にやればいいのにやることなすこと全部半端なんだよな
だから余計に「何がしたかったのか」になる
悪徳商法で金を貯めに貯めて、憎きメギドとバカなヴィータを一気に間引く手段を手に入れようとしてたってんならまだ分かるんだけど
やってたことがただの小悪党なんだもんな
メインだった二人とタムスを失ってからはマキーネとパラジスを持ったただのヴィータだから小悪党になるのは必然じゃないかな
フォトンも見えないし頭もそこまでで情報網もたかがしれてる上にカリスマ性もなさそうでエンキドゥイベの頃からちょっとした自己矛盾を孕んでて…
こう書くと本当にどうしようもないというかなんというか…
対メギドとして成果を納めていないように見えるんじゃなくて、実際成果を納めていないんだよね
ヴィータ被害は人命としては重いけれど、カンセリエとメギドとの「戦争」と見た途端「まぁ別に…」になる
ほとんど偶然のウェンディゴ被害の方がヤバい度高いくらい
商人としての才はあるセリエと、商人としてはポカやらかすがエンジニアとしての才はあるカンセと、どちらも「革命者としての才は全くなかった」んだと思う
稼ぐことと逃げ回ることだけは割と成功できた
やりたいことがでかくても、全部半端に失敗したから「やってたことがただの小悪党」になっちゃうんだろうなぁ……
罪人イベの描写が結構印象的だったからドデカい汚花火で終わるの期待してたけれど、これもまた良い終わりだったと思う
しんみりできればよかったんだけど、しんみりできるほどセリエにもカンセにも心を寄せる余地を感じなかったから
あっそう…としかならなかったなって
あと私なりに世界を守ろうとしただけみたいなこと言っててどこがぁ???ってなっちゃった
もっと言えば自分のやり方が成功してたら誰も文句言わなかったはずみたいなこと言ってたけど虫寄生させて成功したとて文句言われないわけがねーだろって思った
全体的に理屈ガバくて何言ってるかわがんにゃい
12:20
やりたいことがでかくてもって言うけどそのやりたいことがなんだったのかよう分からん
俺には大義が見えなかった
世界観の整合性や人格描写の解像度を抜きにして脚本として面白いかどうかで評価すると別にカンセリエで引き延ばす必要は無かったかなと思う
インキュバスが捕縛したり逮捕して連行したりまでいってるのに主に脚本の都合で取り逃すことが繰り返されて間延びしてた
間延びした物語の締めとしては全体的にうすぼんやりしていまいちだなって
セリエの最終目標は結局のところ「(追放・純正問わず)メギド滅ぶべし、慈悲はない」であって「世界を守る」って方は結果論(メギドとついでにバカな一部のヴィータが滅べば平和になる)かつ自身の復讐を正当化するための方便だったとは思う。もちろん自分も家族や普通の生活を奪われているから平和を望む気持ち自体はあって100%詭弁ではないだろうけど、たぶん感情内での優先度は低め
それでメギドを滅ぼすための手段の方だけどこれは「第二のトルケーに~」ってセリフから考えるとデカラビア達がやろうとしてたヴィータ全体の底上げをマキーネとパラジスでやろうとしてたんじゃないかな。マキーネ&パラジスを所有した鍛え上げられたヴィータの街を複数作ることでメギドに対抗できる世界を作ろうとしてた(これは作中の描写から考えた個人的な解釈であって間違ってる可能性も大いにある)
あとはマキーネ&パラジスが対してメギドに有効でない云々は神視点のプレイヤーだから分かることでセリエからすれば本当にそれで対抗できると考えてたかもしれないし、作中に描写されていないだけで純正メギドを倒した例があってそれを知っていた可能性もある(もしそうならそれを描写しろって話なのはそう)そもそもソロモン達はメタ的に主人公側だから負けないっていうのもあるけどメギドラルの一般軍団達よりは強い訳だからソロモン達に敵わない=メギドに太刀打ちできない、じゃないしね
そうやってもしメギドを滅ぼせたなら多少の無垢のヴィータがパラジスで犠牲になっても賛同されるっていうのは事実だと思う。勝てば官軍負ければ賊軍、全員とはいかなくても最終的に結果が伴えばどんな非道も大多数に仕方ない扱いされる
ただフルカネリ商会は対面することが何度かあって商会の理念につうて話合う機会があったし最後の計画・咆哮で最終目標も実行したけどカンセリエ商会は暗躍→暗躍→暗躍→内部崩壊で最後しかまともに出番も対話もないからえぇ…(困惑)ってのはある。今回のイベントでももっと描写するべきとこあっただろって思うところは多いし
個人的にセリエに対して好感持ってる部分はあるし二人の最期自体は好きだけど長年続いたイベントの最終話としては尺不足の描写不足感があって不満
長くなったから分けるけどセリエのどこまでもヴィータ(人間)らしい復讐者ってところが個人的に好み
化け物になるのが嫌だからヴィータのまま死を選ぶところとか、化け物を嫌っているのに情が移ったカンセの最期を見届けるために洞窟までついてくるところとか、デカラビアに化け物と言いつつ彼からの介錯を受け入れ別れの挨拶した辺り救われた恩は少なからずあって心許してたらしい様子とか
自分はヴィータだという自覚が強くてメギドを嫌って憎んでいるけど、近しい相手には嫌いになりきれない辺りがどこまでいっても普通のヴィータって感じ。上で小悪党って言われてたけど巨悪じゃなくて必死にもがいてた一人の復讐者って辺りが良かった。万人が魅力を感じるとは思わないけどね
メギド滅ぶべし慈悲はないならそのために動いているのだともっと分かりやすくしてほしかったなあ
メギドが嫌いなことは分かったけど滅ぼす追い出すために活動しているのだとは伝わらなかった
てかメギド死すべし~だとパラジスはまだしもマキーネ売り付けの説明として薄くないか?
メギド死すべし!なら少しでも多くのマキーネ配って皆で袋叩きにしてやるぜ!ってなった方が自然だと思う
金が必要って言ってたけどその金を何に使うつもりだったか最期まで不明だったし
復讐ならマキーネ押し売りの説明がつかず
正当防衛ならパラジステロの説明がつかず
結果として防衛も復讐も半端だなあと言う印象だけが残った
そういう中途半端さも含めての「成果が出なければソロモンも自分と同じ」発言なのかなぁってちょっと思った
金を何に使うつもりだったかっつったら「この活動を永遠に続けるため」では
何の成果も出てないどころか展望すら見えないことを永遠にやるの?なんで???
国家転覆という大それた目的が失敗したけど、気に食わないデカラビアフルカネリに付き合って死ぬのも、ハルマとメギドどもを認める王都に大人しく捕まるのも納得できなくて、かといってもう力を手に入れてしまったから静かに隠居か逃亡生活ってのも受け入れられなくて、
もう帰るべき家は無く復讐心だけが取り残されて何処にも行けないから目的もなく商売を続けるしかなかったのかな?と解釈
憶測の域を出ないが
これまでも今回もカンセリエの本心について細かな情報はちりばめられていて後は回収するだけって感じだったんだけど、正直回収の際の描写不足は否めない
なまじ答えを察することが出来るだけの情報で出揃ってるからこうやって意見が分かれてるのだろう
カクレガの街を第二のトルケーにしてやるつもりだったと言ってるから、悪魔を排除した世界を作りたかったんじゃないか
罪人イベでバカな人間は死んでもいいと間引きする側に立ったつもりになったからパラジスでどれだけヴィータの犠牲が出ようとも構わない。セリエが守りたかったのは悪魔も悪魔を許容する人間もいない世界
今回ソロモン達をわざとカクレガにおびき寄せていたから、ソロモン王憎し、排除したい優先で動いたんだと解釈した。セリエはソロモン王を探す追放メギドに家族を殺されたから最終的にソロモン王憎しになるのもわかる。結局力足らずで逃げるだけになるのはセリエの読みの甘さ、中途半端さ
計画を遂行するだけの頭も実力もないのに中途半端にじたばたしてたところが、人によっては魅力のない悪役と受け取られると思うけど、元はただの被害者だった一般人って感じで好きだったな
>12:37
そのあたりウェンディゴのすべて同一の存在になることでの「平和」とセリエの意思に沿わないヴィータを無視して出来上がるヴィータの自治する世界を重ねて語りたかった感じはする
あとはイベントタイトルのいつからそうなったかって話と絡めてウェンディゴに乗っ取られたからなのか憎しみが募ったからなのかとか
どっちにしても語り切れてないとは思うけども