アマイモンの掲示板

自称策王だが、全メギドで攻撃力８位とかいうゴリラ。
ゴリラは何も考えず殴るだけで既に強い。
が、ゴリラは知能が高い。
知性と獣性を併せ持つからこそのゴリラである。
ゴリラはスキルで束縛を付与する。確率表記なしなので、相手が耐性を持たなければ確定で束縛する。
そしてゴリラは覚醒スキルで「狙った相手と自分に対して６０％の攻撃力アップ」を付与する。
６０％もの攻撃アップはゴリラをニシローランドゴリラに進化させる。しかしそのままでは相手もニシローランドゴリラになってしまうと思うだろう。
だが安心してほしい、ここでゴリラのインテリジェンスの見せ所である。
ゴリラは通常スキルで確定束縛を付与できるので、通常スキル→アタックorチャージ→覚醒スキルともっていけば、ノーリスクでニシローランドゴリラに進化できるのだ。
さらにこの「デバフの付与」は、ゴリラのインテリジェンスによる伏線も兼ねている。
奥義を見てほしい。
ゴリラの奥義は敵のデバフ一つにつき、0.5倍ずつ倍率が強化される。
インテリジェンスの時間は終わった。ここからは野生の時間だ。
60％の攻撃力バフでニシローランドゴリラと化した状態で、更にデバフを受けた相手に叩き込まれるジャングルの理不尽は、あらゆる敵を粉砕する。

余談だが、このゴリラは身内に対する感情の重さに定評がある。
通称オモイモンだ。
だがそれはゴリラの愛情深さの表れでもある。
1996年、イリノイ州シカゴのブルックフィールド動物園で、来園していた少年がゴリラの檻の中に落下してしまう事故が起きた。
猛獣でもあるゴリラの檻の中に子供が落下すれば、その後に起きるであろう惨劇は想像に難くない。飼育員たちは大慌てで少年の救出の準備をした。幼い命が失われる事態は避けなければならない。
だが、そうはならなかった。落下の衝撃で気を失った少年に、一頭のゴリラが歩み寄ると、優しく抱きかかえて飼育員の許へ運んだのだ。
そのゴリラの名は、ビンティ。
この戦争（ハルマゲドン）の終わりは近い。