サレオスの掲示板

メギド体をよく見て欲しい、鼻先(?)に女性の上半身のようなパーツが存在する。
ネタバレに考慮し☆6の絵についての言及は行わないが、こういった魚のような怪物の先端に女性と言う組み合わせで最初に思いつくのはやはりチョウチンアンコウを代表とする「誘引突起」だろう。
サレオスもまたこの誘引突起を疑似餌とし、メギドラルで捕食を･･･と思いきや待って欲しい。サレオスは確か死体のみを喰らう骸食主義だったはずだ。物言わぬ死体を喰らうのに誘引突起が必要か？骸食主義＝腐肉食性だと考えても、腐肉食性の生物に誘引突起を持っている動物は存在しない。ならばサレオスも誘引突起を持つ必要など無いはずだ。
また、聡明なるサレオス愛好家諸兄におかれては進化具合によって「あの美女が本体で魚のパーツは体の一部」という意見も持つ方も見られるが、プロフィールの「骨が一部、口内に引っかかり同化している。」という解説によって違うという結論にさせてもらう。骸が溜まっているところが口、そしてその口と獲物である骸を同時に捉える必要のある目もまた口よりも後ろにある魚の方本当の目だと考えるべきである。食を司る口、獲物を捉える目が魚の方なのならば、本体が魚の方だと言うべきだ。
ならばなぜサレオスは美女型のパーツが鼻先に存在しているのだろうか。単純にデザイナーの気まぐれと片付けるしかないのか･･･？諦めかけサレオスの鼻先から目を落とした時、まさに禿頭の如く私の脳内に閃光がほとばしった。
サレオスというメギドの鼻先から一旦離れ、左下を見て欲しい。この独特の形状、それが連なっている光景に見覚えがないだろうか？そう

船のオールである。

サレオスというメギドを語るために見るべき場所は凶悪な口内でも、鼻先の美女でも、よくわからない頭上の輪っかでもなく、左下のヒレ部分だったのである。
思えばそれを暗示する要素は揃っていた。骸食主義、呪いにまつわる奥義やME、ヴァイガルドで渡し守(船頭)をしていた、覚醒スキルでは船を使う、九字護身法=霊的な要素を用いる、僧侶を思わせる剃髪･･･

そう、サレオスのメギド態は海の怪物と死者の怨念漂う沈没船(幽霊船)を組み合わせたメギドだったのである！！

以上のことより、鼻先の女性は船出の安全を祈願する船首像を基本に怨霊や呪いを掛け合わせデザインされたものである。