【2024年メギドの日】デザイナーだより特別号①描き下ろしイラスト

今回のデザイナーだよりは、2024年メギドの日を記念した特別号の第1弾として、特設ページやXでのカウントダウンにも使用された描き下ろしイラストを解説します！

ぜひ、ご一読ください！

こんにちは。メギド７２アートチームです。
ついに！大罪同盟の７人が揃う！記念すべきタイミングで何をするか、と考えたとき、仲間になった軌跡を振り返りながら、７人が揃うのをお祝いできればと思いました。例年とは異なる特別なカウントダウンとなりましたが、皆様楽しんでいただけましたでしょうか。
アートチーム描き下ろしのイラストは、今回「記念イラスト」として Xに２枚掲載しておりますので、そちらもぜひ見ていただけると嬉しいです！
上記２枚のデザイナーだよりも例年どおり掲載予定ですので、お楽しみに！

上述しましたように、大罪同盟のメンバーが皆揃うカウントダウンができるといいね、というところからアイデアを練っていきました。

▲構図案①
まず、着飾った大罪同盟のメンバーが椅子に座っていくイラストです。華やかさを重視し、お祝い感を演出できればと思いました。
実は、座る位置などにもストーリーがあるので、そちらは後々解説いたします。

▲構図案②
こちらは仲間になった順番に円になる、というものでした。
全員の影が、真ん中で重なるという演出を取り入れられないかなと考えていました。

▲構図案③
構図案②のラフを描き終えたころ、私が1番遠くとは何事だ、と脳内にアスモデウスの声が響き、アスモデウスをやはり真ん中にしようか…とアイデアを出したものです。

結果、着飾ったほうが華やかで良い点、みんな平等に映る点から、椅子に座っていくものなりました。

さて、構図が決まったら次は衣装デザインです。
着飾って…、というとやはりフォーマルな衣装かな、と思いますが、女性と比べると男性はスーツが中心になるため見た目のバリエーションが減ってしまい、苦労したのを記憶しています。

アスモデウスは、やはりおめかししていても動きやすさを重視するだろうと足を大胆に出したドレスが良いと決定しました。
リヴァイアサンは、リヴァイアサンといえば海！ということで、マーメイドドレス一択でした。パールの装飾や、波のような模様、そして普段とは違い降ろした髪など、少し垢抜けて見えるようなデザインを目指しました。
ルシファーは、かなりミニスカートなドレスにしました。周年衣装と同様に、周囲のメギドたちがルシファーに似合いそうな衣装を話しあって決めています。そのとき、マモンから足を出したほうが美しいとアドバイスを受けてミニスカートを選んでいます。思い切って長い前髪をあげ、普段とまた違った魅力を出せればと思いながらデザインをしました。
マモンは、女性ヴィータ体を美しいという理由で好んでいるのもあり、女性の体つきがより美しく映えるデザインを心がけ、お腹のくびれが強調されるように脇腹の部分を大胆に開けました。
ベルフェゴールはスリーピーススーツをベースにデザインを起こしました。普段だと着崩したシャツが印象的なのですが、こういう場ではピシッと着てくれると思い、襟なども開けないで描写しました。ピシッとさせて普段とのギャップが出るようにもしています。
ベルゼブフはモーニングスーツをベースにデザインを起こしました。ベルゼブフの細い体格にシルエットが似合いそう、という理由から着せてみたらバッチリだったのが印象的でした。ベルゼブフも、ヴィータのお祝い事のしきたりがよくわかっていないので、ベルフェゴールに言われるがままに気崩さずに着ています。
サタンはタキシードをベースにデザインを起こしています。こちらも、サタンの筋肉質な体格に対してどういったシャツが良いか、などを考えて着せてみたらバッチリだったのを記憶しています。こちらもベルゼブフと一緒にベルフェゴールの着こなし講座をうけ、教わった通りにピシッと着ています。

ここからは構図の意図についての解説になります。
まず、アスモデウスが部屋に入室してきて…というように、この空間に1人ずつ入ってきた時のことを想定しました。
アスモデウスは間違いなく真っ先に真ん中に座るだろうと思いました。ドカッと大胆に腰掛け、足を組みます。
そして次に入ってくるのはベルフェゴールです。ベルフェゴールは、特に場所にこだわりはないのですが、アスモデウスの隣に座るという選択肢はなく、肘掛けが近くにあった方が安心、という理由で一番端に座ります。
次はリヴァイアサンです。うげえ…と顔を顰め、誰の隣にも座りたくないので、やはり空いている1番端をとります。
マモンも同様に入って顔を顰めますが、イヌーンがいるのでイヌーンの側に腰掛けます。
ルシファーも特に席の位置にこだわりはないのですが、並びを見てバランスをとるためにベルフェゴールの隣に腰掛けます。
次はベルゼブフです。ベルゼブフも特に位置のこだわりはなく、適当にルシファーとアスモデウスの間に腰掛けようとします。その瞬間、猫に席を取られ、そのまま譲って後ろに立ちます。
最後はサタンです。空いてるところが一箇所しかないので、そこにドカっと腰掛けて全員集合！
サタンは、ベルフェゴールの着こなし講座を受けましたが、こういった場での所作までは教わらず、座ったポーズで素が出ているイメージで描写していました。

余談ですが、実は椅子の装飾を７２にしています。
お気づきいただけた方、いらっしゃいましたか？
もし知らなかった！という方がいらっしゃったらぜひ見てみてくださいね！

ここまで読んでいただきありがとうございます。
ついに大罪同盟全員が揃ったこと、とても感慨深く思いながら制作をしました。
ぜひ、アスモデウスがメインストーリーで仲間になってから、サタンまで…もう一度当時を振り返りながら、メギド７２のことを語っていただけたら嬉しいです。そして、このイラストがそのお供になっていたら幸いです。

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